見出し画像

有機ELテレビ📺のリスク〜BRAVIA A8G & BRAVIA A95K〜

高コントラストと色彩表現力を兼ね備え、“次世代テレビ”と謳われる有機ELテレビ(OLED-TV)📺

ただ、有機ELテレビホルダーとして「必ずしも有機ELが優れる」とは言い切れない部分も結構あるんですよ🕵️

そこで❗️

今回はSony製OLED-TVのうち…

『BRAVIA KJ-55A8G』(’20年3月購入)
『BRAVIA XR XRJ-55A95K』
(’23年1月購入)

自宅🏠にある上記2機種のデメリットに焦点を当ててユーザーの向き不向きを綴っていきます💁‍♂️


『BRAVIA A8G』と『BRAVIA XR A95K』

最初に“有機ELテレビ”📺と一括りにしましたが、その種類はメーカーごとに千差万別。チューニングや調達パネルも異なるため、一概には断言できません💦

今回は“ソニーファン”🥰ということで、自宅に設置している2台の有機ELテレビが主役です❗️それでは簡単にご紹介を…

BRAVIA A8G

2019年に登場した“BRAVIA OLED”のスタンダードモデルですね🕵️

BS4Kチューナー省略や映像エンジン『X1 Extreme』の据え置き、センタースピーカーモードの削減などコストパフォーマンスを優先した価格重視モデルです💰

LGD製WOLEDパネルを採用していますが、同じパネルを有する当時の上位モデル『A9G』👑と比較すると実売17万円程度の低価格⤵️を実現していました。

■参考:2023年05月04日閲覧

私の場合、発売翌年の2020年に販売終了間近の滑り込み購入で半額近い価格で購入🛍️今年4月で4年目に突入していますが、今でもリビングで大活躍中ですね💁‍♂️

BRAVIA XR A95K

2022年に登場した“BRAVIA XR OLED”のフラッグシップモデルです🕵️

高純度RGB色を実現するSamsung製QD-OLEDパネル第2世代認知特性プロセッサー『XR』による非常に高い色彩表現力が特徴その色域はBT.2020規格の80%に達します❗️

つまり…現実世界に存在する全部の色の8割以上を表現可能🎨という凄まじさです…ま、クッソ高ぇけどな!💸💸

■参考:2023年05月04日閲覧

価格面で非常に悩みましたが、今年1月下旬に購入を決断🛍️今では自室の深夜映画スクリーン🎞️として重宝している一品ですね。

それ以外にSony製液晶テレビの2019年モデル『BRAVIA X9500G』📺があります。

有機ELモデルはどちらも画質に関しては非常に満足🥰しているモデルで、特に後者は“コレはヤヴァい”🙀🙀と言わざるを得ない超高画質を堪能できます。個人的にはオススメよ、オススメ‼️


有機ELパネルのドット抜け

このまま褒めちぎりたいところですが…まあ良い所ばかりじゃない💦

まずクリティカルの部分から言及すると、有機ELパネルは不良ドット(別名:ドット抜け)が出やすい💨ですね…いや、ホント、マジで勘弁して🤦‍♂️

不良ドット(ドット抜け)とは…

不良ドット、別名ドット抜けは、画面上において映像を構成するドット(点)が指定通りに駆動しない状態のこと。具体的には“勝手に発光”✨してしまう「輝点」と、“何しても点灯しない”という「黒点」の2種類があります🕵️

簡単に言えば「画面に黒画面を表示して1点が何故か点灯」の場合は「輝点」、「画面に白画面を表示して1点が何故か非点灯」なら「黒点」…分かりやすいですね。

さて、この不良ドットですが”故障”ではありません👀

ディスプレイは超精密技術の粋を結実したモノで、例えば4Kテレビであれば約829万個の点の集合体です。その1点が光らないとしても、それは全体から見れば1/8290000(0.0001%未満)の割合でしかない。数個あっても似たような割合です。

つまり、全体の99.9999%以上が正常に動く商品…それは故障品ではなく“正常品”⚙️として扱うことは言わば当然とも言える。なお、大多数のメーカーは“ディスプレイの特性”という形で表現することが多いですね。

■参考:2023年05月04日閲覧

そんなドット抜けですが、液晶ディスプレイ(LCD)だけでなく有機EL(OLED)パネルでも発生します。まぁ、後者は完全な全画面消灯が可能ですので、実際には「黒点」のみが焦点になってきます、はい。

『BRAVIA A8G』と『BRAVIA XR OLED A95K』のドット抜け

さて…それでは実際に不良ドットを確認していくことにしましょう💁‍♂️

Sony BRAVIA XR XRJ-55A95K(不良ドット)
撮影:あおいのとり 2023年05月04日
Shot on 2022 Apple iPhone 14 Pro 256GB

まず、今年1月に購入した『A95K』には全部で2ヶ所に1ドットずつ不良ドットがありますね🕵️

この場合、至近距離で凝視しない限りはユーザーが認識することは難しい…つまり通常の視聴環境で不良ドットが気になることはないわけです🙆‍♂️

また購入して約3ヶ月半…これ以上に不良ドットが拡大しなければ問題はない❗️頼む🙏💦

Sony BRAVIA XJ-55A8G(不良ドット)
撮影:あおいのとり 2023年05月04日
Shot on 2022 Apple iPhone 14 Pro 256GB

一方、購入から3年が経過した『A8G』は全部で50ヶ所以上、それも1ヶ所あたり数十ドットも抜けがある状態ですね🤦‍♂️

購入当時には流石にこれほどの数の不良ドットはない。ゆえに経年劣化による不良ドットの可能性が高いと言えます👀

このレベルまで不良ドットがあると、通常の視聴距離でもすぐに視認できます。特に原色利用が多いアニメ作品が表示されるとね…もう飛蚊症🦟ですよ、ホントに‼️🙀

過去の液晶テレビ📺でも不良ドットは数えられる程度でしたので、経年劣化に伴う不良ドットが大幅に増えるという現象は有機ELテレビ特有の傾向かも知れませんね👨‍💻


有機ELテレビのデメリット

そんな不良ドット以外にも、有機ELテレビ📺には液晶テレビと比較して使用上のデメリット👿がある。もちろん、使い続けて初めて感じる類いのデメリットもあるわけで…困ったもんだい💦

● 明るい場所での視認性が低い
『A95K』など新型有機ELパネルでは改善傾向ですが、やはり輝度が不足しがちですね。特にリビングで日光が良く入る時間帯にテレビを見る場合、如実にそのデメリットを享受する羽目になる。実際『A8G』は常に明るさ最大💡です…

● 価格が高い
ラインアップもさることながら基本的に高価格帯オンリー。ぶっちゃけ言えば「性能を妥協した有機ELテレビの価格」=「液晶テレビのハイエンドモデルの価格」です。「価格が…」と妥協するくらいなら液晶のハイエンドモデルを買うと幸せになれるぞ‼️

● 耐久性が低いので保証加入はほぼ必須
有機ELパネルは非常に薄く、耐久性は液晶以下…何かぶつけたら数十万円💸💸が吹き飛びます💦お子様やペットのいるご家庭は保証加入、あるいは液晶モデルを選んだ方が賢明かと。ちなみに、私は『A95K』のみ保証加入中📝です(新型QD-OLEDの耐久性が不明だから)

● 地上デジタル放送を綺麗に見るテレビではない
有機ELテレビは色彩表現と精細感が最大の魅力。つまり、映像素材がポンコツだと、そのポンコツ加減も際立つ…地デジ📡とか地デジ📡とか地デジ📡とか。私のようにBDやサブスク配信映像コンテンツがメインであれば問題ないですが、もし地上デジタル放送を綺麗に見るために購入を検討しているなら…うん、液晶買おうぜ👍


この辺りが有機ELテレビ特有のデメリットかな❓🤔

「有機ELパネルの寿命」を気にされる方も多いですが…大丈夫‼️パネルより先に他のパーツや機能が逝きますので安心して下さい😇

「焼き付き」に関しては用途次第かなぁ〜と。

PCモニター🖥️として使う場合や、YouTubeで特定の映像のみが長時間流れつつ色濃度の高いコンテンツを見続けると負担は大きいですね💦

ただ、最新の『A95K』はもちろん、2019年モデル『A8G』でも焼き付きはないので、そこまで身構える必要はないかなと思いますよ🕵️


次回購入は“Mini LED”❗️有機ELと液晶は個性次第

はい❗️そんなわけで有機ELテレビをブッ叩いたわけですが、個人的には『A8G』『A95K』ともに非常に満足しているモデルです💁‍♂️

BRAVIA XR XRJ-55A95K
映像作品元:BD『Animelo Summer Live 2010 -evolution-』 | 南里侑香
撮影:あおいのとり 2023年02月03日
Shot on 2022 Apple iPhone 14 Pro 256GB

特に『A95K』はそもそも自室で映画鑑賞用スクリーン🎞️として購入したわけで、暗室におけるQD-OLEDの精細感と色彩表現力は頭抜けています‼️いろんなコンテンツを『A95K』で見たいと思わせてくれる魅力は唯一無二✨と言えますね👍

ただ、有機ELテレビにも得手不得手があり、特に上記項目がクリティカルな要因👿に思われる場合は液晶テレビの方が勝る。つまり、有機ELと液晶の特性であり個性の部分で購入するモデルが分かれるというわけです、はい。

それを踏まえた上で…

個人的には“Mini LED”搭載液晶テレビが最適解と結論づけます❗️

今のテレビには「輝度🔆」「色域🎨」「精細感✏️」の三要素が如何にバランス良く高いレベルで組み込まれているか、という部分が大切です。この三要素を全て兼ね備えるモデルが“Mini LED”搭載液晶テレビであり、コンテンツに左右されないという意味で“失敗しないテレビ”の最適解と考えています。

■参考:2023年05月04日閲覧

もし『A8G』や『A95K』が壊れたら…私は『X95L』かその後継機を選ぶよ…。


はい!そんなわけで有機ELテレビ📺のお話でした❗️それではまた〜♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?