香水沼に入水するにあたり
私が没入を決めたら、早くて深い。
手段を選ばないからだ。
過去にそれは、着物でありエルメスであった。
これらは現在細々と、好きなものだけ手元にあって、私の生活を彩っている。
香水には軽く触れたことがあった。
しかしとても浅く、フレッシュが似合うと言われそればかり。
CHANELのChanceは専らオータンドゥルだが、最近オーヴィーヴに気付いたレヴェル感。
尚、Chloeのノマドについては、なんと言われようが好きである。
再入水のきっかけは退屈であった。
仕事は今オフシーズン(なるものは存在しないが)で、間が嫌だった。
仕方なく昼休みは睡眠に充てることとしたが、寝香水に午後の忙しさを祈念して、CLEANのwarm cottonを投入した。
その時だった。
唐突に1人きりの時間を楽しむには、香水を纏えば良い、と。
私に課せられた出社ノルマはゼロなので、少し飢えていた。
人に会わない時、退屈な自分と向き合う何かが欲しかったのだ。
すぐさま、CLEANのレイヤードに取り組んだ。
今までには考えられない、片腕2プッシュを実現した。
それからはひたすらTwitterやNOTEで情報収集し、伊勢丹や銀座を練り歩く。
今は、フエギアに足が掛かっている。
さて、どこまで行くだろうか。
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