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ひと月の半分はつらいなんて~生理って大変なんです①

9月で46歳になり更年期に足を突っ込んでいる あおきりえ です。
それなのに生理にまつわる話をしようなんて、他の誰かに譲りなさいよって突っ込まれそうですが、お話しようと思います。
①ってしているのは、続けたいからです。
自分にプレッシャーをかけています。

※生理のことを月経とも言いますが、男性にも知ってもらいたいので、よく耳にする「生理」で統一して表現します。


◆女性ホルモンの変化について

多くの女性はご存じかも知れませんが、まずは女性ホルモンのバランスの変化についてお話します。

下の表が女性ホルモンバランスの変化を記しています。
生理周期は28日前後といわれ、縦軸は7日ごとに区切られています。
保健体育の教科書に載っていたのを見たことがありませんか?

水色の線がエストロゲンというホルモンの量を表し、オレンジの線がプロゲステロンというホルモンの量を表しています。

エストロゲンには子宮内膜を厚くする作用があり、血液で赤ちゃんのベッドを作っているのです。
プロゲステロンは、排卵後に受精卵が着床しやすいように働きます。卵が寝やすいようにするとでも言いましょうか。
2つの女性ホルモンには、そのような役割があるのです。

妊娠が成立しなかったとき、エストロゲンによって作られたベッドは不要になるため、生理として出血します。
※この出血を経血ともいいますが、こちらでは出血で統一し表現します。

◆元気なのは2週間だけ?

グラフの下には気持ちと体調、かわいいイラストが書かれていますが、よく見てください。
縦軸を7日ごととすると、元気なのは2週間しかないんです!!
世の男性に知っていただきたい!!
(知ってるという方、失礼しました)

2週間と言っていますが、排卵後からむくみやすくなったりするため、「元気なのは1週間だ」という女性もいるかも知れません。

このように、女性はホルモンバランスの変化に左右されるひと月を過ごしているんです。

生理前の1週間と生理中の1週間、個人的には魔の時期であり、下腹部痛に悩まされ、イライラが抑えきれない、ちょっとしたことで落ち込む状況になります。

◆女性にも個人差がある

「女性はホルモンバランスの変化に左右されるひと月を過ごしている」といいましたが、女性のなかにも個人差があります。

生理痛といっても下腹部痛だけではなく、頭痛や腰痛、吐き気と症状はさまざまです。
また、生理痛を経験したことがないという人もいます。

私のケースですが、母は生理痛に悩んだことがなかったので、下腹部痛で動けなくなる私が理解できませんでした。
30代のとき生理痛が原因で倒れてしまい、そこで初めて「そんなに痛かったのね」と理解してもらえたのです。

◆少しでも生理痛症状を緩和しよう

いまでこそ生理休暇が取れるようになりましたが、生理周期を予測して事前申告が必要な企業などもあり、調子の悪いときに必ず取れるとは限りません。

ということは、少しでも症状を緩和する必要があるのです。

今後は、自身の経験も含めて生理痛対策についてお話していこうと思います。
どれだけの本数を書けるかわかりませんが、お付き合いいただけたら嬉しいです。

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