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「青騎士」第19B号作品紹介 その③

「青騎士」第19A・B号は、4月19日に2冊同時発売!

19B号から、掲載作品紹介その③をお送りします。どうぞ!


郷本『ヴィトロ・アニマ』

オフィスで働くとある男性。職場ではあまりうまく行っていないようです。

おつかれさまです…

そんな様子を心配して、声をかける同僚。転職を考えるべきではとアドバイスしますが、辞めるつもりはない様子。

時には自分もいたわりましょうね

職場でどんなに不遇でも、妻のためなら頑張れると、儚げな笑顔の男性。そんなに大事に想っている奥さんって、どんな人なんでしょうか。

郷本先生の読み切り『遊星からの引っ越し』が、「青騎士」2A号に掲載されています。こちらもぜひお楽しみください。

オムニバス作品集『若葉の狂詩曲』にも短編が収録されています。



漣『再演』 ※読み切り

青騎士noteで行われた「紙とインク漫画賞」から、漣(さざなみ)先生の読み切りが登場です!

魔法使いの青年ルシオは、自宅の前で倒れていた狼族の少女、エマと出会います。

注文の多いホニャララ、ではありません

お風呂に入って食事を頂いて、すっかり回復したエマ。10年前に自分を助けてくれた恩人を探しているんだとか。
ルシオも一緒にその人探しに協力してあげることになりました。

何が起きた…?

おでかけ中の2人。そのとき突然、大きな爆発音が響き渡ります。街中が騒然となるなか、冷静なルシオ。何かを察しているようです。
物語の行方は、本誌にてお楽しみ下さい。



こかむも『クロシオカレント』

今回描かれるのは、過去の高知のお話。アクマに家族を奪われ、復讐に燃える少年のもとに魔女が現れます。

魔女と少年

アクマへの復讐を手助けするという魔女。少年の敵である魔術師の居場所を突きとめたりと、やたらと協力的な魔女のことを訝しく思う少年でしたが、目的が果たせればそれで良しと、魔女の指示に従い続けます。

敵討ちを果たし、アクマ以外の怪異も含めた残党狩りなどを行ってきた少年。10年以上の時が経ち、青年に成長しました。
あるとき、魔女のおつかいでやってきた高知市の商店街。山にこもっていた青年にとっては、人気のある場所は久しぶりです。

商店街に、憎きアクマが!

真っ昼間の商店街に、当たり前のようにいるアクマに驚く青年。魔女が青年をこの場所へと送り込んだ意図は…?

『クロシオカレント』は、単行本1・2巻が好評発売中です!



岸本七子『煙の向こうに声が聞こえる』

煙草の煙を通して、人の心の声が聞こえるという特殊な能力を持っている充。今回は充の旧友、蒼介が登場します。

東京から帰省して、1年ぶりの再会

一緒にご飯を食べながら、お互いの近況報告など、他愛もない話をしたあと、夜の散歩に繰り出す二人。煙草をふかす充に、「どんな感じなの?心の声が聞こえるって」と蒼介は尋ねます。

友人って良いものです

表に出すつもりではない他人の心の中が覗けるのって、どうなんでしょうか。色々と思うところはありそうですが、こうして気軽に話ができる友人がいるというのは、充にとってはありがたいことなのでしょうね。


「青騎士」にこれまで掲載された岸本先生の読み切り作、「HOME」(9B号)、「MIRROR」(11A号)、「トゥルーインクの鳥」(14A号)も合わせてお楽しみください。




今回の作品紹介はここまで。
ここが漫画のヴァンガード(尖兵)! 時代を先駆ける魅力的な作品の数々!「青騎士」19B号をぜひお楽しみください!


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