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「青騎士」第18B号作品紹介 その⑤

「青騎士」第18A・B号は、2月20日に2冊同時発売!

18B号から、掲載作品紹介その⑤をお送りします。どうぞ!


うめーち『悪魔はゆりかごを唄う』

前回に続き、失踪中のミロを追うチロとローザ。車が渋滞に巻き込まれてしまい苛立つ二人でしたが、落ち着きを取り戻したところで、ミロの行方について冷静に考えてみることに。

ジーナさんの元に向かったミロの目的…

前回、疾走したミロは、元悪魔憑きの女性ジーナさんの元に姿を見せていました。ミロが悪魔を払うとともに、彼女の「怒り」の感情が失われてしまった。そのことに対する葛藤があったようです。
そうとは知らないチロとローザが思い出すのは、施設にいた頃の3人の昔話。夜の街に連れ出されたり酒を飲まされたりと、ローザの悪ノリに付き合わされた、チロにとっては苦い思い出です。仲良くケンカする二人でしたが、ふざけてばかりはいられません。

ローザも責任を感じている

再び走り出した車。ミロの元へと向かいます。

『悪魔はゆりかごを唄う』は単行本1巻が好評発売中!そして2巻が3月19日に発売予定です!

その他、『さよなら、ナナシのバイオリン』全1巻(リブレ刊)、『四弦のエレジー』全5巻(小学館刊・梅内創太名義)が発売中です。



ヤスヒロ 『競煙の機械箒』

ロベリアの取り巻きに進路を塞がれているシーナ。残り燃料もわずか、一瞬の隙をついて抜きにかかります。

ギリギリの戦い

そして場面はトップを走る二人へ。そこで繰り広げられるのは、壮絶な舌戦。

煙管箒レースは金持ちの遊びなんかじゃない。持たざるものがチャンスを掴み、這い上がるための、血で血を洗う戦いなのだと訴えるロベリア。しかし、貴族に生まれたサフーラにも、抱える苦しみがあるのです。

近づくゴール。決着はいかに。

『競煙の機械箒』は、単行本1・2巻が好評発売中です!



入江亜季『北北西に曇と往け』

冒頭から三知嵩が登場。ドリンクカップを手に、氷を頬張りながら、浮かない表情です。これはいつ、どの場所なのか。

「音」に不快感を覚えた場面、以前にもありました

場面が変わり、目を覚ましたのはリリヤ。
ひとり朝食を済ませながら、家の外へ。手に持っているのはチェロのようです。

アイスランドの豊かな自然

静かに過ぎていく時間。ここからまた、大きく物語が展開していきそうな予感がします。

『北北西に曇と往け』は最新7巻が、「青騎士」18号と同日、2月20日に発売されました!ワイド版も6巻まで発売中です。

そのほか、短編作品集『』(通常版・ワイド版あり)、『乱と灰色の世界』全7巻が発売中です。




今回の作品紹介はここまで。輝ける、幾つもの、青き騎士たちへ。「青騎士」18B
号をぜひお楽しみください!


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