「漫画史上、もっとも美しいペンタッチの作家をひとり挙げてください」と質問されたら、どなたの名前を挙げますか？
いまはナマ原画展が日本のあちこちで開催されていますから、見に行った人は圧巻のペンタッチに感動したでしょう。
あ、原画展といえば森薫さんの原画展、京都と秋田での巡回開催が決定しています。

京都会場、場所は京都国際マンガミュージアムにて2022年9⽉17⽇(⼟)〜12⽉26⽇(月)まで開催。秋田会場は、横⼿市増⽥まんが美術館にて2023年1⽉14⽇(⼟)〜3⽉26⽇(日)まで開催いたします。お近くの方はぜひ足をお運びください。

※……ひとり、ペン画が美しい漫画家を挙げるとすれば、僕は大暮維人先生ですね。コミッカーズ誌とかで美しいイラストを飽くまで眺めていた思い出があります。実際に原画を見たことがある漫画家のなかでならば、やはり平野耕太さん。千葉のコミックステーションで開催した「歴史マンガフェア」のときに、驚くほど美しいナマ原画を拝見させていただきました。