「青騎士」第18A・B号は、現在好評発売中です。

18A号から、掲載作品紹介その④をお送りします。どうぞ！

有海とよこ『転がる星屑ども』

「紙袋をかぶった謎のシンガー」として、SNSで注目を集めた星。人前で歌うことのトラウマを克服し、物語は新章「ライブバトル編」へと進んでいきます。
今回はそのプロローグをお届け。次号より本格的に始動しますのでお楽しみに！

『転がる星屑ども』は、単行本1巻が「青騎士」18号と同日、2月20日に発売されました！
短編集『波間の子どもたち』と、アンソロジー『花と円舞曲』も好評発売中です。

金武奈津子『好！QQ幻想曲』　※読み切り

18A号には、青騎士主催の「紙とインク漫画賞」出身の漫画家による読み切りを2作品収録しています。
1作目は、『好！QQ幻想曲（ハオ！キューキューファンタジー）』。魔法少女のような格好をした主人公「白珠珠（パクジュジュ）」が、台湾のQQ（モチモチしたもの）を求めてまちを練り歩く、新感覚のグルメ漫画です。

訪れたのは、台湾の九份（きゅうふん）。賑わう人の波をかき分けて、QQなスイーツを食べ歩く、幸せ〜な気持ちになれる短編です。

こちらは、芋圓（ユーユェン）という、もっちもちの芋団子に色んなトッピングをしたスイーツ。そのほか、たくさんの台湾グルメが登場しますよ〜。

服織屋ラッコ『金魚のほほえみ』　※読み切り

「紙とインク漫画賞」の読み切り2作目、『金魚のほほえみ』。ある男が訪れた「金魚展」。水槽に展示されているのは、見慣れた姿をした金魚だけではありませんでした。

金魚の品種には、特別変異によって生まれたものと、交配によって生まれた人工的なものがあります。この金魚は、人との交配で生まれたものなのでしょうか…。
帽子を被った男は、「見せたいもの」があると別の場所へと案内します。

芸術とは、美醜とは何かを問いかける短編です。

江ノ内愛『～グリモア・ラ・ルクイユ～ 家路の原野』　※読み切り

『ギミーアグリー』を連載中の江ノ内愛先生による、新作読み切りが登場。カードゲームと2人の少女をめぐる物語です。

カードゲーム「グリモア・ラ・ルクイユ」で対戦する、チカとカナ。勝つのは決まってチカの方で、カナは弱い自分といつも一緒に遊んでくれるチカのことを心から慕っています。

あるときゲームショップで買った福袋に入っていたのは、「家路の原野」という「グリモア・ラ・ルクイユ」の拡張パック。パック内容が貧弱な性能のカードだらけだったことで大不評を買い、すぐに姿を消したのですが、最近謎のルートでこの「家路の原野」がショップに届きまくっているとのこと。

ゴミパックが蔓延り、「グリモア・ラ・ルクイユ」が廃れてしまっては困ると、「家路の原野」をばらまいている犯人探しに乗り出すカナ。一体誰の仕業なのでしょうか。その意外な結末は本誌にて。

連載中の『ギミーアグリー』、単行本1巻が、「青騎士」18号と同日、2月20日に発売されました！

今回の作品紹介はここまで。輝ける、幾つもの、青き騎士たちへ。「青騎士」18A号をぜひお楽しみください！

※初出の際、金武奈津子さんと服織屋ラッコさんのお名前を間違えて表記しておりました。訂正させていただきます。