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20190417

昨日は朝、駅の売店でワッフルを買ったのだけど、食べているうちに特に食べたくもなかったな、という気がしてきて、あとは柔らかいものを噛み砕くだけの消化試合と化してしまった。

先日すてきな本を貸してくれた女の子にお返しの本を貸そうと思って、バッグの底に忍ばせて行ったのだけど、彼女に言われた「青木さんもおススメがあったら貸してください!」という言葉が社交辞令だったんじゃないかという気がいきなりし始めて、結局渡せずに終わってしまった。

こういう勘繰りは誰も得をしないのだから、今日は貸せたらと思っている。

そういえばおととい、父が数年前に好きだったバンドのCDをレンタルショップで借りてきた。どちらかといえば若者向けの、こじれた恋愛を歌うタイプのバンドだが、父は妙にはまってしまっていて、車を運転するときなどによくかけていたものだ。

しかし、数年前、父は彼らのサイン会から怒って帰ってきた。
メンバーの一人が父の言葉に何かコメントして、それが気に食わなかったのだという。もちろんいじったとか、悪く言ったとか、笑いものにしたというのではない。きっと何も考えずにさらりと言ってしまった言葉だったはずだ。

しかし、それを父は許さなかった。
それ以来、彼らの曲が車で流れることはなくなった。

私はそのことを妙に印象深く覚えている。
とてもよく分かるからだ。

誰かが気楽に発した一言に対して、それが気楽な発言であることが分かっていればこそ苛立ってしまう。何も考えずに言ったことはわりと根本的な本音なのではないかという考えがあるせいだ。

そして、昨日まで好きだったものを今日からは嫌いだと手のひらを返す父の様子もまた、私自身覚えがあるものだった。どんなに好きな人でも、ある日を境にばっさり切り捨ててしまうことがある。
けれどもこれは直したいのだ。はっきり、人生を楽しむ上での悪癖だから。

だからこそ、父に切り捨てられた彼らの曲を今聞いているのかもしれない。

昨日は美容院にも行った。
私と美容師さんとしては毎回、印象が変わるくらいばっさり切っているつもりなのに、職場の人に気づかれたためしがない。

美容師さんはみんな恋愛が得意なので(偏見である)、失恋した話をしたら、「すぐ次が見つかるよ」と言われた。その通りだ、と思った。こういうときは自己肯定感が下がるが、思えば失恋は私自身の価値を下げたり損なうものではないのである。

ひとまずお酒が好きなので、近所のバーに行ってみることにした。
バーに出会いを求めて行くなど、自分がやるとは思わなかったが、何でも物は試しだし、うまくいかなくても美味しいお酒が飲める。

早いうちに挑戦してみようと思う。
では今日も一日、頑張りましょう。

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青木空絵

アオキソラエです。思い出をまとめた2000字くらいのエッセイを半年ほど毎日投稿していましたが、2019年以降は不定期更新に切り替わっています。旅行に行ったら旅行記を書き、生活で辛いことがあったらエッセイを書き、という形でやっていく予定です。よろしくお願いいたします。

青き日々

書くことをやめられないのですが、2000字のエッセイはエネルギーが要るのでここに日記を書きます。当然ながら仕事のことなどは書けないので、私の人生のふわっとした部分だけがここに溜まる予定です。
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