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HMC7(初参加)でなんとなく見えてきた話

関西民として行くっきゃなかったニンジャイベント、HMC7(6/23心斎橋)のおもひでケロケロ冒険記です。

HMCの雰囲気を知ったのは前回開催されたHMC6のネット配信から。それまではホーン賑やかで楽しそうではあるけどなんだか世界が違うっぽいじゃん……と一瞥するぐらいの態度をとっていました。とにかくテンションをぶち上げていくのが肝心でそういうのはちょっと脳のチューニングが合わせられる気がしないなァと。まあ今思えば「やったことのないことはわからない」の一言に尽きるんですが。今回は【大阪で開催】【翌日が関西忍穫】なので「それ目当てで向かうのではなく一連の流れの入口ということで軽い気分で(身構えすぎず)やってみる」感じで臨みました。

幸いなことにHMC7の開場前にフォロワーさんたちと合流しお昼ごはんを共にする予定が立ったので、心斎橋に降り立つ緊張がかなり緩和されました。馴染みの人たちと顔を合わせられるのはかなり大事ですね。HNと顔が一発で合致するのにローディング入るマンなんですが「あっ既知!」というのは感覚でわかるので。そもそも心斎橋へ向かう電車の中でも別のフォロワーさんたちとほぼ真正面レベルで遭遇したのでエンジンかかるのが早かった。

ピザ! 肉! パスタ! ということでイタリアンのお店に連れていってもらいました。お店相談の段階ではメチャクチャむさぼりたい欲があったのにいざ店内に入り座席につくとオイ私の胃袋どうなんだいとご機嫌をうかがうぐらいにはおとなしくなってしまいました。食べたい気持ちは山の如しでも現実はそうはいかない……バイキングで食べたいものをちょびちょび取って実食に入ってからオロロ~ンとなるやつを繰り返して生きてきた……。しかしなんと食べたいものを皆でどんどん取り分けていくスタイルが可能だったので色々なピザやパスタを無理しない範囲で摂取できて素晴らしかったです。おいし~ウヒョ~~と人が言っているのを聞きながらちょびちょび食べるのは気分がいい! こういうやつだよ! 幸先がいいぞ~ッ!!

ナイフ・フォーク置きが一人ひとつ支給されるんですがそれが馬だったので「馬……」「馬や……」となったのもジワリティポイントでした。感傷的な。

そこそこ本降りの雨にヒェーイとなりつつ、お昼のお店からほど近いHMC7会場へ移動。お店は地下なのでちょっと一階の猫カフェ前で待機していたんですが猫完了した女の子たちが満足げに出てきたりして正直かなりうらやましかった。しかしお昼ごろに退店ということは朝から!? きみたち朝からネコチャンとあんなそんなを!? カーッ!!(うらやましさの発露)

まあこちとら昼間っから地下にもぐってドンツクブンブン丸なのでな。

会場のオープンと共にフロアへお邪魔したらなんかこう……うまく言えないけどいい感じの暗さで思っていたより落ち着けそうな空間がありました。不安になるほどだだっ広くて音楽が爆音でものすごく流れており隣の人とも肉声でのやりとりが困難な! とか勝手に想像してたんですが全然そんなことはなかったしフワ~ッとうろうろできそうな気安いところでした。会場の片隅に設置されていたショドー・コンのセットにスゲーッ生ショドーだと静かに興奮したり、自分も参加予定のシガキタイムテーブルを確認したり、

初手から荒ぶる魂の叫びを刻みつけたりしました。

壁に貼られたルに目を留めてくださった方がちらほらおられたようでなんというか恐縮です。ただならぬ圧については申し開きのしようもございません。でもこの一筆をしたためたことでマインドセットできたのも事実。私はこれでやっていくぞッ、現実での挙動がTLでのツイートと変わらないと言われたカエルの生き様を見さらせ!

更にフィルギアもしたためてアナログ結構描けるじゃん……と安心しかけていたところに背後からルイナーのアンブッシュを受けたので逃げました。
現実での挙動がTLでのツイートと変わらないと言われたカエルの生き様を見さらせ!!(2回目)

会場での飲食はコロナ瓶一本っきりだったんですが精神的なノルマは達成できたのでよかった。元々アルコールはすすんで飲まないしビール系なんか完全に無理だけどコロナだけは(頑張って)飲めるようになっててよかった。カルピスと混ぜて飲むやつ(ダブルカルチャード)おいしいよね。かつてご家庭でなんとかコロナを消費しようと試しにやってみてこりゃ暴挙だなと思ったらちゃんと名前があったっていうね。ルがふたつも入ってる。

シガキタイムがくるまではボドゲ卓に混ざりたいなと思っており(特にカエルチャンで遊ぶやつ)、やりませんか~と声をかけていただき参加したタワーとサイ……ニンジャスレイヤーを積み上げてどこまでいけるか挑戦するやつでワオワオしました。シンプルなルールのゲームは頭ぼんやり侍でもわかりやすく楽しめるのでありがたい! 結局カエルチャンの方は失念してしまったためにやれなかったんですよね! アーン!!

シガキタイムは「とにかくテッコをつけたい」という一心でノリノリ参加しました。

ししさんチョーいい感じに写真撮ってくださってありがとうございました!
もし第三部~第四部間でルイナーがサイバネになっていたらみたいなことを考えずにはいられなかった……。興奮した。

ルガキ・ケロゼンとしてルイナーを描くわよと意気込みながらイグちゃんを久々に描き、シャドウウィーヴを久々に描き、最終的に「ルイナーが描きたいです」と供述してなんとかアイデンティティーを取り戻しました。

その後は待望の朗読タイム! まさかステージになるとは思っていなかった場所がひらけたので驚きを隠せなかった。ほとんどのヘッズが体育座りで聞き入る中、直前までシガ……ルガキしていたため壁際の椅子に陣取りステージに結構近いところで拝聴するというおいしいポジションにありつけました。生朗読はニンジャ万博・ザ・ファイナル以来でした。あの時も最高だったなあ……。

しかし会場におけるニンジャセッションの多彩さがすごい。これまで生でまじまじと見ていられたのは第一回ニンジャ万博、そしてニンジャ万博・ザ・ファイナルぐらいですがそれらとは全然見ている時の感覚が違うんですね。HMC7会場自体が自分にとっては非日常的な空間なので、「そういうエリアに足を踏み入れた」ふわふわ感、ライティング……なんというか虚実が接続する場所だと思いました。オンリーイベントやコミケの撮影エリア、披露し合ったり撮影したりするために集うのとはテイストが違う、「カメラなどを意識することなくそのままの状態でいてもいい」ゾーンという雰囲気があの会場全体にあって、ニンジャセッションをしている人していない人がワーッと混ざり合い、空気の境界がなくなっている……なんだこの……非常に危険なことじゃないか? ヤバくないか? と思いました。正気が。

まさに理想の空間だ、としみじみ感じました。
こりゃ現場に来てみないとわからないし口頭だけでは伝えられない。

精神は割と限界だったようです。

何かしら作業をする時に音がほしいマンなので、常にドゥンドゥンと音楽が流れている会場は何もしていない状態でも居心地がよかった……。一瞬たりとも無にならずにいられた。

バンド演奏もハチャメチャにかっこよかった!! すごいなー! しか言えなくなるぐらいにすごかったです。立ち位置の妙によりルイナーの肩越しにチョーカッコイイバンドマンたちを見ることになりだいぶおかしくなりました。これ現実なのかー。おいしいなー。全然食えるぞー。

なんだかんだで自分で描いたものも含めてあの会場におけるルイナーを手中におさめられたのでは? 最強なのでは?

いやもうHMCメッッチャクッッチャに楽しかったです。自由だった。孤独は微塵もなかったし素直に盛り上がれたしできることなら打ち上げにも参加したかった。(翌日のこととか己のコンディションを鑑みて不参加でした)

思 い 出 の 象 徴 (この記事を書いている今もまだ光っています)