OpenMicBarSpotLightTalks（以下:SLT）も、早いものでワールドが出来てから二年経ち、ついに三年目に入りました。

SLTは元々私がVRChatを始めてから一か月ほど経った頃に、PUBLICの集会場とは違い落ち着いて過ごせる場所が欲しいと思い立ち、全く予備知識がないまま作り始めたワールドでした。
当初はOpenMicBarをイメージして作られたものの、実際そういう場所にしていくという意図はありませんでした。

そこから音楽を演奏する人が徐々に増え始め、TopazChatが導入されて一気に音楽を楽しむワールドへとシフトして行き、昨今のオープンマイクイベントとしてのSLTが確立して行く事になります。

1年目のSLTは前半はコミュニケーションの場としての役割がほとんどで、後半に近づくにつれて徐々に音楽のワールドとして機能するようになって行きました。
この頃すでに色んなアーティストの方が来訪されていましたが、イベントとして運営していなかったという事もあり十分な対応が出来ていなかったので、音楽イベントになったSLTにまた来てくれないかな？とか思っていたりもします。
また、お喋りの場としてSLTを利用してくれていた方達には、SLTの場が音楽にシフトした事で結果以前の様に過ごす場所が無くなってしまった事を、少し申し訳なくも思っています。

2年目のSLTは音楽イベントとして本当に大きく飛躍しました。
ライブイベントもご依頼頂ける様になりましたし、定期営業についても様々なアーティストの方にご参加頂いたり、またSLTの場でグループ･ユニットもいくつか生まれたりしている事もとても嬉しく思っています。
私自身のワールド制作スキルも思いついた事にスムーズにチャレンジ出来る程度にはなって来て、制作する事がとても楽しくなっていきました。

そしてここからは3年目のSLTについて少しお話しておこうかと思います。

SLTは場の雰囲気を大事にしてゆっくりと落ち着いて会話が出来る場所として、その空気を壊さない様にコミュニティがゆっくり成長するように運営してきました。
対外的に告知し始めたのもほぼ2年目に入ってからで、1年目の前半は私が#SpotLightTalksのタグをつけて、「SLT開けました。」の一言だけで開店をお知らせしていました。
参加方法を告知する事もなく知っている人しか来る事が出来ない、かなり閉じたコミュニティだったわけですね。

そして最近のSLTではV-tuberさんのMVの背景にワールドを使って頂いたり、配信にて定期営業をとりあげて頂けたり、また出演されるアーティストさんの対外的な活動を応援したいという目的において、対外的にSLTをどんどんと告知していく必要があるとも考えています。
また最近のSLTを取り巻く環境を見ても、そういった流れの中にあるという事も言えるかと思います。

この2つの要素については両立する事がとても難しいのですが、なんとかそれぞれのターニングポイントにおいて適切に判断していきうまく両立して行く事こそが、私の、そしてSLTの3年目の目標となります。

SLTは決して自分だけが作り上げた場所ではありません。
今まで来られた方が、少しずつ関わりあって成長してきた場所です。

これまでSLTに関わって頂いた方全てに、心より感謝いたします。そしてこれからも何卒よろしくお願いいたします。

丁度良い機会ですので、最後に直近でお知らせしたい事やお伝えしておきたい事を書かせて頂きますね。

まず「収益化」についてですが、エンターテイメントを生業とされているアーティスト様のお手伝いをするに当たって、今後は収益化を目的としたイベントにSLTが関わって行く事が増えるかと思います。
V-tuberさんの配信ライブやMVに協力したりという事も、出来る範囲でお手伝いしていこうかと思っております。
観客参加型の配信イベントの場合などには来場者の方にもそういった事をご配慮頂く必要が出てくるかと思いますので、その際は何卒ご協力をよろしくお願いいたします。
直近ですと、#おとあそびえんと関連でなにか動きがあるかと思いますので、ぜひぜひAmbientflow.のKuさんのアカウントをチェックしておいて下さいね♪

次にツイートにも写真を上げた新ワールドについてなのですが、定期営業用のワールドがもう一つ増えます。
このワールドはお喋りを楽しみたい方や音楽を楽しみたい方などなど、目的によって色んな楽しみ方が出来るように鋭意制作中です。
出来上がったらまた完成披露パーティーでもしようかと思っておりますので、ぜひぜひ期待してお待ち頂ければと思います。

ここまでお読み頂いた皆様、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

これから梅雨も明け、本格的に暑さが到来する事になるかと思います。
不規則な生活を推進している様なイベントを運営している身でいうのも何なんですが、体調には気を付けてご自愛ください。

ぜひSLTの3年目にもご期待頂ければと思います。

SLT店長　青猫