しがないとは
取るに足らない、つまらないという意味を持つのである。
私は私を常々、「しがない人間」だと思っている。

さて、ここで少し自己紹介をしていこうと思う。
地方と分類される、３大都市からはみ出た場所に生まれ落ち、そこから一度も出ずに30歳という節目を超えてしまった。
車を所有していなければ不便な土地のため、免許を大学生の時に取得した。
運転歴10年以上になるが、教習所で必死にステアリングを操作したS字クランクには、まだ１度も出会えていない。

小中高大と実家から通い、現在も実家に住んでいる。
家を出るタイミングを完全に見失ったと言えば耳馴染みが良いが、昔から趣味が多く金遣いの荒い私は単純な話実家でないと破産してしまうのだ。
そして社会人となった今、地方の中小企業でOLとして働いている。
大学を卒業し、OLとなるまでの間に一悶着あったのだけれど、それはまた別の機会に綴ることにしよう。

こんな、しがない女の文章なんて誰が読んでくれるのだろうかと考えながら、カタカタとキーボードを打っているのだけれど、秘匿性の高い書き方をしている分、私を知ってくれている人には分かり易いように公開しておこうかとも思う。

しがない女のしがない文章だけれど、そのしがない女は

自己顕示欲の強い如何しようも無い人間なのだ。