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『パルワールド』ファンアート

生成AIを活用した『パルワールド』ファンアートのメイキングです。

原画

まずは原画をダリさん(DALL-E3)にお任せ。
プロンプトは、
「冒険、ファンタジー、スチームパンク、白いドレス、つるはし。眼鏡の少女が草原で動物たちと遊んでいる。高精細なアニメ調のイラスト。」

プロンプトに「スチームパンク」を入れておくと革製の装備を身に着けやすい。

位置の目安としてウサギだけ残し、他の動物たちをクリーナーで削除。

残酷だけど仕方ない……(肉切り包丁を片手に)

プロンプト抽出

FooocusのDescribe機能を使ってイラストからプロンプトを抽出する。

Content Typeの所を「Art/Anime」にするのがポイント。
抽出したプロンプトでそのまま生成してみるとこんな感じ。だいたい容姿の特徴を捉えてるので、キャラを再現したい時とかにIP Adapterっぽい用途でも使える機能。

パルを入れる

入れるのはこの子、採掘や採集もこなせる「ツッパニャン」。

この独特なアホ毛と、ふてぶてしい口元は再現したいところ。

原画の中にパルを雑コラする。境界は適当でもわりとなんとかなる。

今回はレタッチで陰を消したけど、もうちょっと良い感じの光源のものを探してきたほうが良かった気はする。

リファイン

上で抽出したプロンプトを整理して入れつつ、一度自前のモデルでリファイン(i2i)する。

この段階で全体の絵柄が手書き風(モデルの個性)に寄るので後のレタッチがしやすくなる。のだけど、ツッパニャンが別の生き物に成りかけてる……

レタッチ

気になる所を色々レタッチする。

ツッパニャンの顔を元に戻したり、不自然だった足の位置を動かしたり。あと余分なパーツを消したり。

アップスケール

1.5倍にアップスケールしつつ、低めのdenoise値でi2iする。

クリーナーでボケてた所とかにも描きこみが入って全体の質感が統一される。

これで完成。ざっくり1時間くらい。
アップスケール後にレタッチする人も居るけど、自分にはタッチを再現できる腕が無いので弄らない。(修正は全てアップスケール前に済ませておく)

ちなみに……

モデルで再現できないモチーフがある場合、i2iはなるべく低denoise値でやるようにする。そうしないと……

こうなる。お前だれやねん……


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