見出し画像

さあ始まり_博論日記(2024/03/31)

学生生活も今日で終わり。

一昨日あたりからぐっと暖かくなった。今朝5時半に家を出る時、ちょっと考えてコートを着るのをやめた。ヒートテックに長袖のタートルネックのニット、それに半袖のニットを重ねたら、もうじゅうぶんと思えた。

9時。バイトが終わって外に出てみると、曇天ながら出勤時よりも明らかに気温が高い。喫茶店で作業をしてから散歩しようと思っていたけれど、屋内にまた逆戻りするのがもったいなく感じられて、のんびり歩き出した。

ふと人の賑わう気配を感じて、なんの気なしにひょいっと六角堂を覗いてみた。枝垂れ桜が満開だった。

桜を取り囲む人たち皆、表情が明るくて、華やいだ声のトーンになっている。

春がやってきたのだなあ。

しみじみとした気持ちで大学へと歩き出した。

大学に向かうと言っても、28日に大掃除を終えて研究室を辞したので、もう研究室へは行けない。附属図書館を目的地とした。
それにしても暖かい。いや、暑い。半袖のニットを脱いだ。

今日は六角堂から大学までのお散歩写真を紹介したのち、博論完成に向けた来週からの生活指針を記すことにする。

六角堂にて


御池通にて
品種:ヨウコウ
初音湯

紹介した写真のように満開の桜もちらほらと見受けられるものの、街全体として見ると「咲き始め」といったところだ。

街中の桜が花ざかりになると、もちろんそれは美しくて目の保養なのだが、その一方で勢いに気押される心地がする。今のような、これから咲く、という風情がちょうどよい。

盆栽の桜(たぶん)もこれから
地方裁判所裏の枝垂れ桜もこれから
小学校の入学式と開花のタイミングは合うだろうか
下御霊神社でお水を汲む
荒神橋から見た鴨川
鴨川沿いの桜もこれから

■デイリースケジュール

先週末から今週前半にかけて2時起きをしてみていたが、体力的に厳しくなることがよくわかった。起きる分には目覚ましをかけることもなく、すっと起きれてしまうのだが、当たり前だけど、非常に眠くなる。
月曜日と水曜日の夜に飲み会・食事会の予定を入れたら、木曜日にはふらふらになってしまった。
と言っても4時起きは続けていたし、コーヒーを淹れたりお味噌汁を作ったりといった生活の骨組みが揺らいでしまうところまではいかなかったが、木曜日の朝バイトでやらかしてしまった。これまでにない強い眠気に襲われ、何度も売り場付近をダッシュして頭をシャンとさせなければならなかった。
これはお給料をいただく身で非常によろしくない。

明日からの勤務、日々の業務に慣れるまで2時起き(朝活)はしないことにしよう。

これまで基本的に4時起床、バイトがある日は5時半に家を出るというリズムでやってきた。これは調子が鬱に振れなければ継続できた実績があるので、まずはこのベースラインを守ろうと思う。

平日は9時半始業なので、8時に家を出たら間に合う。つまり、5時半から8時までの2時間半が空く予定なので、家事に1時間半使うとして1時間は朝活にあてられるとよいと思う。論文を1本読む時間にしたい。

16時半に終業したら(17時頃にラボを出ることができたら)、18時半に家に着く。夕飯の支度をして食事をして、お風呂に入ってなんだかんだとしていたら、おそらく21時近くなると思う。ここからもうひとふんばりはおそらくできないので、素直に寝ることにしよう。


■ウィークリースケジュール

火曜日:終業後、指導教員(博論主査の先生)と面談(進捗報告)。この日は夕食は軽食にして、21時就寝を守る
木曜日:相方と夕食。22時就寝を目指す
土曜日・日曜日:朝バイトのち朝カフェ(家で寝てしまわないように、バイト終わりにカフェで2時間作業)、午後から論文作業


■マンスリースケジュール

・博論副査の先生とのZoom面談(月2回ほど)
・息抜き(だいじ!)

働きながらどこまでやれるか未知数だけど、まずはやってみよう。
今日ここに書いたことは理想であって、自分にとっての持続可能な形を柔軟に探していくこと。
あくまで鬱でない時のスケジュールなので、気分が沈んできたら寝ること。朝7時まで寝ていてもよいし、帰宅するなりすぐ寝てもよい。土日寝ていてもよい。だけど、生活の骨組み(朝起きる、コーヒーを淹れる、お味噌汁を作る、お風呂に入る)だけは強く意識すること。

さて附属図書館で作業をして、気づいたらお昼時を過ぎていた。お腹が空いたのでコンビニへ行こうかと思ったのだが、ふと閃いた。たこ焼き食べに行こう!
学生生活の締めくくりに、とっておきの時に訪れていたお気に入りのお店で、おいしいたこ焼きを食べよう。

タコとケンタロー

吉田本通りを南下し、久々に「タコとケンタロー」に入った。ここのメニューはユニークで、「たこ和尚」とか「たこタコス」とかいろいろあるのだが、迷わず「たこポテト」を注文。+100円で2個増量の8個にしてもらい、ビールを頼んだ。このお店で飲むのは初めてだ。ジョッキかなと思ったら瓶ビールが出てきた。しかもサッポロラガーである。

こじんまりとした店内は、たこだらけ

15時近くでお客さんは私一人(入店時にいた2人のおじさまは2軒目へと去って行った)。のんびりたこ焼きをあてにビールを飲みながら、8年間の長い長い院生生活・京都編を思った。
博士論文という形では結実しなかったけど、かけがえのないいろんなことがあった。

たこ焼きがうまい。
ビールがうまい。

学生生活最後の日に、ご機嫌さんで一息ついている自分がいる。よき8年を過ごしたと、そう自信を持って言える。
博士論文はこれから必ず書き上げよう。

<To Do>
・投稿論文2:修正(4月31日〆切)…〆切延長してもらった
・投稿論文1:再査読修正(6月30日〆切)…〆切延長してもらった
・システマティック・レビュー:二次チェック中
・博論本文:
 5月(予備審査委員会立ち上げ願い)
  7月予備審査?
  9月口頭試問?

この記事が参加している募集

散歩日記

桜前線レポート

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?