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芥子色のジャンパー
自分なりに大人になって 昔と好みも変わったな 今まで選んでなかった色の 服とか試してみたりして すっかりくたびれた 10年モノのコートを いい加減に買い換えようと 思い立ったよ深夜のノリで こっそり君とお揃いの 黄色を選んでみちゃおうかな だけどどれもこれも明るすぎて なんだかしっくりこないな レモンイエローじゃ眩しすぎて 僕の人生に似合わないよ 少し濁って愁いの混じった 芥子色くらいでちょうど良いや 僕なりには経験積んで 少しは図太くなったかな 恥ずかしいとか言わなくなって 色々チャレンジしたりして 着られりゃそれでいいと 腰の重い僕が せっかくその気になったんだから 少しは冒険してみよう あの日以来ご無沙汰の あいつも黄色が好きだった 街で見かけたらすぐにわかって とっても似合っていたっけな 菜の花色じゃ爽やかすぎて 僕の性格にそぐわないよ 少しくすんで暗みがかった 芥子色くらいでちょうど良いや うっかりすると僕の心は あっという間に濁っちゃって 意地になったり妬んだり 捻くれたりもするけれど それも人生 それが生きること 自分なりに大人になって 昔と好みも変わったな っていうか芥子色も 結構派手なんだけど 充分目立つんだけど
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自覚
いつからだったろう 人を好きになる事が 怖くなった 想い忍ばせて ニコニコしていることに 罪悪感が湧いた きっと君は無邪気に 信じてくれているのに 「好きだよ」なんて言ったら どう思われるかな 敢えて目を背けていた 抑えきれない胸の高鳴り あぁ、わかっちゃったな これは『恋』ってやつだ 気づいた途端 僕の手からすり抜けていく 報われぬ恋を 何度か重ねる内に 臆病になった 理想や期待は 勝手に膨らむけれど 必死に隠した こんな僕の想いが バレてしまったとしても 今まで通りに 笑ってくれますか 恐れて苦しくて だけど行き着く答えはひとつ あぁ、この想いを 無かった事にできない 独りよがりと そしりを受けようと 想って想われて そんな奇跡を願い続ける あぁ、例えどんなに 傷つくとわかっていても 燃える炎が 胸焦がし続ける 君が好きだと 気づいた日から
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ダメになっちゃったよ
年中君のことばかり考えて このところ心 上の空 仕事中にもふと君を思い出し もう一踏ん張り日が暮れる 心の隙間という隙間 全部が君で満たされていって 気がついたら君で いっぱいになっていた 君が大好きになっていた もうすっかり ダメになっちゃったよ 朝から晩まで君の笑顔思い出しては 忘れないように大切に上書きしてる 次に会えるのはいつになるかな 好きの気持ちがあふれ出した 親しげに話す様子気になって ソワソワモジモジ落ち着かず 随分仲がいいんだななんて すぐに心配になってきちゃう みんなに見せている笑顔を 全部独り占めしたいような ありえない妄想に 振り回されている 君が好きすぎて参ってる もうすっかり ダメになっちゃったよ 嫉妬や不安僕の胸を締め付けては そう見えないように必死に取り繕ってる ちゃんと笑って君に会うんだ 僕の大切な人なんだから こんなに僕をダメにしちゃう 君はホントにすごい人だよ だからずっと側で支えられたら… もうすっかり ダメになっちゃったよ それでも毎日頑張って過ごしてるよ 頑張ってる君に恥ずかしくないように 次も胸張って会えますように もうすっかり ダメになっちゃったよ 朝から晩まで君の笑顔思い出しては 忘れないように大切に上書きしてる 次に会えるのはいつになるかな 好きの気持ちがあふれ出した 早くまた君に会いたい
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僕らはわかりあえない
今でも夢に見るよ 僕があなたを本気で怒らせた日 「いい加減にして!」って叫んだあなたの 瞳はこれまでで一番僕を見てた 「話せばわかる」って信じてた そんなの嘘だって知らされた 気付いたときはボタンの掛け違い もう元には戻らない 僕らはわかりあえない …のかもしれない 多分きっと 考え違えば願いも違う それでも共に過ごしたあの日々が 無くなることもまたないけれど 今でも考えるよ どこを直せば僕らは続いてたの 何度出会ったって同じ道を歩み おんなじ結末迎えていたきっと 「話せばわかる」って口だけで ホントは自分を押しつけて 当たり前だろいつしかすれ違い もうあの日に帰れない 僕らはわかりあえない …のかもしれない 今もずっと 性格違えば望みも違う それでもあなたが笑顔をくれた日を 忘れることもまたないけれど しばらくは気ままにひとりぼっち
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気付けば月を見てる
僕の目を捉えて離さない あの月のように 今日も1日お疲れ様と 言ってくれる人もいないから 自分自身を宥めすかして トボトボ歩く帰り道 電車を降りて開けた空に まんまるお月様 その輝きに目を奪われて ちょっぴり元気になった 君はどうしていつ見ても そんなにキレイに輝いてるの 「いつもじゃないって?そうだよね」 月も欠けてはまた満ちる 会いたい 君の笑顔に 聴きたい 君の声が あの輝きを君もどこかで 見ているのかな 今日はなんだかご機嫌斜め 全部がうまくいかなくて 窓から覗くあの三日月も いつも以上にすまし顔 つれないとこもいいよねなんて 余裕があれば言えるけど こんな夜にはその横顔が なんだか憎らしくなる 影の部分があるからきっと 放つ光が際立つんだ 「前向きばかりが、能じゃなって」 見えない所も知りたくて 触れたい 君の心に 知りたい 君の痛みも 辛い時には頼りにしてよ なんて自惚れ過ぎかな 真っ暗闇に星が瞬く 今宵の月はお休みさ 一息ついてまた会えるよね いつでも僕は待っている 会いたい君の笑顔に 聴きたい君の声が 気づけばいつも君を見ていた あの月のように 僕の目を捉えて離さない あの月のように
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帰り道 ~最後の交差点~
頑張ってる姿 とても眩しい 君と同じ時を過ごしてる それだけで僕も元気になるよ 明るい気持ちでいられる 「無理はせずに 肩の力 抜けよ」 出掛かった言葉を 押し込めてただ見守るよ 君の目に宿る 意志の強さを 並んで歩く帰り道 最後の交差点 僕は右へ 君は真っ直ぐ 明日の朝もこの場所で また会えるよね きっと会えるよね いつもの笑顔の その奥にある 強い想い僕は知ってるよ 誰かの「普通」と少し違っても そのままの君でいいと思う 「仕方ないさ よくやっただろ」 慰めの言葉を 呑み込んでただ見つめるよ 君の目に浮かぶ熱い涙を 並んで歩く帰り道 最後の交差点 僕は右へ 君は真っ直ぐ いつかは終わるこの日々を 今は焼き付ける 胸に焼き付けてる あの交差点分かれて進むように 僕らには違う未来が待ってる だからこそ この「今」を大切に過ごそう 一緒にこの道を帰ろう 並んで歩く帰り道 最後の交差点 僕は右へ 君は真っ直ぐ 明日の朝もこの場所で また会えるよね きっと会えるよね 並んで歩く帰り道 最後の交差点 僕は右へ 君は真っ直ぐ いつかは終わるこの日々を 今は焼き付ける 胸に焼き付けてる
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最後の恋(仮)
「そんなつもりじゃなかったの」 何度目なのかもわからない お決まりの断り文句に ボクの心は萎えきった 一体何がいけないの? 悩み続けてもわからない ただただ卑屈こじらせて ますます猫背になる 誰か好きになっても辛いばかり わかっているのに また出会ってしまったから キミに出会ってしまったから もう一度だけ恋してみよう 素直な気持ちに寄り添おう この想い届かぬその時は 最後の恋にしよう 「ダメ元」だとは言わないよ いつからなのかはわからない 懐かしい胸の鼓動に ボクの心は浮かれてた 今度はいける気がすると 自信の根拠はわからない ただただ前に突き進む 自然と背筋伸びる 結果を求めたなら終わっちゃうと わかっているのに この想いを止められない 気持ち伝えずにいられない もう一度だけ恋してみよう 大好きとキミに伝えよう この想い叶わぬその時は 最後の恋になっても キミの幸せを祈ってる 綺麗事でも構わない ボクにとってのこの想いが 最後の恋だとしても 最後の恋だとしても