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ミュシャって知ってる?後半

こんばんは、青嵐です。

前回、ミュシャという画家の経歴と、彼の芸術様式(絵のスタイル)のアール・ヌーヴォーについて紹介しました。

今回は、彼の作品の見所を詳しく紹介していきます。美術に詳しくない方も楽しめるように分かりやすく解説しようと思います。

黄道十二宮/Zodiac

黄道十二宮はミュシャの制作したリトグラフの中で最も人気がある作品と言われています。

リトグラフとは、版画の一種!小学校で木版画やりませんでしたか?
リトグラフは石を版に使います。

石灰岩の表面に油性の画材で絵を描いて水と油がはじきあうのを利用して刷ります。
なので、石を彫りません。そこが他の版画と違うところですね。
版が傷みにくく、「大量」に「安く」刷ることができたそうです。

まどうせ忘れちゃうのでミュシャは石版画で描いた作品が多いってことだけ覚えれば十分です。笑

この作品は印刷業者の依頼でカレンダーとして制作されました。

タイトルの黄道十二宮の意味ですが

黄道=地上から見たときに太陽が描く軌跡のこと。
黄道を十二等分してそれぞれに星座を当てはめたもの
を黄道十二宮と言います。

カレンダーですからね、十二等分という構図になったのでしょう。

「時」というテーマ

この作品のテーマは「時」とされています。

なので時を表すモチーフがいたるところに散りばめられています。


昼を表すひまわり

夜の象徴=ケシ

不滅のシンボルである月桂樹(ローリエ)。月桂樹は現在では勝利や栄光のシンボルですが当時は不滅の象徴でした。理由は常緑樹(落葉しない、一年中緑色をしている樹)だからです。

あと星座も時を表していますね。星だし。

芸術様式(スタイル)はもちろんアール・ヌーヴォー。
そろそろ覚えましたか?アール・ヌーヴォー

アール・ヌーヴォーは装飾的で、花や植物をモチーフにして曲線的な作品のことでしたね。

この作品はもうザ・アール・ヌーヴォー。外側の装飾なんかお手本のようなアール・ヌーヴォーですね。

頭の飾りや、首飾り星座や他のモチーフとのバランス。
ミュシャの代表作にふさわしい作品だと思います。

まとめ

黄道十二宮めっちゃよくないですか?最後にポイントをおさらいしましょう。

・ミュシャの作品の多くはリトグラフ(石版画)で描かれている。

・黄道十二宮は地上から見た太陽の動きを12の星座で当てはめたもの。

・絵のテーマは「時」。いたるところに時を表すモチーフがある。

2019年7月13日から渋谷のbunkamura美術館で「みんなのミュシャ」展が開かれています!
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_mucha/


前回のnoteと今回のnoteで最低限のミュシャ知識がついたはずです!

ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか!

では!

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では!

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青嵐

フィルムカメラで写真を撮っています。
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