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誰にも聞かれてない自分のお笑い経験値

北関東で生まれ育った人間(29歳)が、どんな風にお笑い番組と芸人を見てきたか、自分でも忘れるので書いておきます。放送時期の時系列を守って書いている訳ではないです。

1.めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ)

関東以外の場所が存在してるという認識がない時からなんとなく観てたのが『めちゃイケ』だった。「お笑い芸人」を見ているというよりも、「テレビに出てる人」ってこんな感じという認識だったから、今で言うタレントみたいな感じで考えてたと思う。『めちゃイケ』って実際何が面白かったんだろうとよくよく考えてみて、多分出てくる人をキャラクターだと思ってアニメを観る気持ちで観ていた気がする。爆裂お父さんとか。そのうちオカザイルとか始まって最初観ていためちゃイケとはどんどん変わっていったなぁと。新メンバーが入ってきてからはもうよく覚えてないからほとんど観てないんだと思う。後で書くオンバトでジャルジャルとか知ってたはずだから気になってもいいもんだけど、あの頃は全く芸人に興味なかったんだなと。

2.ウッチャンナンチャンのウリナリ!!(日テレ)

ゆったり観られるバラエティ番組。ポケットビスケッツ、ブラックビスケッツ、社交ダンスが強烈に印象に残ってる。ただ、それしか記憶にない。

3.爆笑オンエアバトル(NHK)

「漫才」というものがあるんだ、と知ったのがこの番組。意識して毎週観てた訳じゃないのに思い返せば結構な頻度で観てた。放送時間も遅いし観ていたのは小学校の頃というより、中学生になってからな気がする。漫才を知ると、自然と「関西」というものを意識して、言葉からノリからこんなに違うんだなと思った記憶がある。話は逸れるけど、中断するまでのM-1は結構観てた記憶があって、本当にそうだったかもしれないけどオンバトに出ていい成績を残した人たちがM-1でも決勝に行ってたからそれで記憶を塗り替えてるのかもしれないなと最近は思い始めました。あと、アラサーならわかると思うんですけどおもしろフラッシュ動画って流行ってたじゃないですか。あれでアスキーアートがやってたネタが、オンバト観て「ラーメンズなのか!」ってなりました。そうです、千葉滋賀佐賀です。

4.笑う犬(フジテレビ)

バラエティ番組じゃなくてネタ番組(コント番組)だなと思って観ていた。記憶の限り、『めちゃイケ』と『笑う犬』はあの頃の小学生は全員観てた。ミル姉さん、はっぱ隊、テリーとドリー、ザ・センターマンとか今でも観たら絶対に笑うと思う。この番組きっかけでお台場冒険王に行ったし、お土産でミル姉さんの喋るおもちゃ買ったの思い出した。『新しいカギ』に感じる懐かしさは『笑う犬』だなと確信してる。

5.はねるのトビラ(フジテレビ)

雰囲気としては『笑う犬』に次ぐコント番組のイメージ。そういえば割とセンシティブな事件が起きてたなぁ。何が面白いのか分からないけど、100均の商品かどうか当てるやつとか、ピンクハレルヤとかそれなりに覚えてる。その頃は、「新しい波」とかそういうの意識せずに単純にコント番組として観てたと思う。

6.とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ)

昔からやってたんだろうけど小学生の時はほとんど観てなくて、でも薄っすら「野猿」とか「矢島美容室」とか音楽の要素で知ってるという感じだった。「食わず嫌い王」と「モジモジくん」とか、断片的に番組の内容も覚えてるけど、あんまりキャッチーじゃないバラエティ番組だなと思ってた。透けて見える大人の裏感というか。

7.爆笑レッドカーペット(フジテレビ)

ネタ番組という自覚を持って観てた番組。パパパッと笑いをとって流れていくのが新鮮だった。オンバトとかでネタを見てたから「短いな」とは思ってた気がする。ただ、民放のネタ番組では後に書く『エンタの神様』の方が好きだった。

8.エンタの神様(日テレ)

この番組で知らない芸人さんを数多く知った。それまでの番組(レッドカーペットを除く)って割とメンバー固定だったから面白ければ荒削りでも新しい人がたくさん見られる、という感じ。じゃあオンバトは?ってなりそうだけど、オンエアバトルなので放送される人たちが固定化されることもなくはない印象だった。それに比べてエンタはもう少し広くて、割と雑なネタが見られる感じ。今でも定期的に特番やって楽しみにしてる。

9.あらびき団(TBS)

今で言うサンミュージックの芸人みたいなインパクトはすごいけど、それしかないみたいな人がいっぱい出てた。『クセがすごいネタグランプリ』の更に凶悪にした番組だったなと思う。好んで観てた訳じゃないのに一回の衝撃が大き過ぎてよく覚えてる。こわい。

10.余談

ここまでで分かると思いますが、ほとんどダウンタウンの番組は観てません。ただ、『HEY!HEY!HEY!』はめちゃくちゃ観てたから、お笑い芸人というより番組MCというイメージがずっとあった。むしろそれしかない。だから、今活躍してる芸人さんたちが本当に純粋にダウンタウンに憧れてる姿は正直ピンときてない。これ「ジャンル:お笑い」になるには個人的にめちゃくちゃ致命傷だなと思ってる。好きじゃなくてもその空気感はわかってた方がいいと思うんだよな、という気持ち。っていうか芸歴5年目以内の芸人さんもやっぱりダウンタウンに憧れるんだろうか。

という感じですね。お笑いにあんまり興味ない人生だと思ってたけど、まあまあちゃんと観ているものですね。ただ、やっぱり漫才よりコントの方が馴染みあったのかなと。北関東の人間だし劇場の概念はないからTVが頼りみたいなアラサーは似たような経験値なんじゃないかと。そんな自分がよしもとの劇場に行くようになるとは。自己紹介的に書いてみました。多分noteにはお笑いのことしか書かない。

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