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インタビュー記事、写真撮影のコツ #採用広報

「社員インタビューに写真も載せたい!」
「でも、どんな写真を撮ればいいの?」

ということで写真撮影記事、第二弾です✌️
第一弾はこちら↓

今回はカメラマンでもあり採用広報ライターでもあるアオパンが、記事に差し込みたくなるいい感じの写真を撮るポイントをまとめてみました🌷
難しい話は抜きにして、すぐ真似できるコツだけシンプルに書いています!


こんなのがおすすめです

挿入写真によって読者が持つ印象は大きく左右されます。
インタビュイーの人柄や明るい職場の雰囲気が伝わるような、自然で魅力的な写真を撮影しましょう💪

語ってる風

自然に目線が上がった状態で、口を開けている写真です。姿勢を正し、インタビュアーの目を見て、楽しそうに喋っているのがベスト。
被写体と一緒に「協力者」をアサインして対面で座ってもらい、被写体に「協力者の目を見て雑談していてください」と伝えるとスムーズに撮影できます。

この際、「サッカーボール」「小さいぬいぐるみ」などを持つ仕草や、「手を叩く直前」のポーズをしてもらうと、すごく喋っていそうになります。
何枚あっても困らないので、いろんな角度・表情を狙いましょう。

被写体の手がブレずに撮れるとGOOD

仕事してる風

パソコンを開いて座ってもらい、カメラを持って被写体のまわりを一周しましょう。
斜め前からは絵になりやすいので、特におすすめです。

被写体が恥ずかしがり屋の場合や、作業内容を訴求したい場合は、背後から手だけを写すのもオシャレです。

画面が映る場合は、情報流出にご注意を

レビューしてる風

横並びに座ってもらったら、パソコンを覗き込みながら指を差してもらいましょう。
「あ〜、ここはね〜」なんて喋ってる感じで口を開けてもらえば完璧です。
レビュアーが座らずに中腰で画面を覗き込むのも、通りがかりに呼び止められた雰囲気になり、おすすめです。

会議 or 談笑してる風

複数人を集めておしゃべりしてもらいましょう。
対面している相手の肩越しから撮影すると前ボケが出ていい感じになりますよ。

例に挙げている写真は被写体に寄っていますが、会議室の様子を伝えることも意識する場合はもっと引き、3方向の壁まで写す意識で撮影するのがおすすめです。

画面の向こうの君に向かって風

ここまでは「自然な職場風景」を意識してきましたが……やっぱり、カメラ目線の笑顔も外せません! アイキャッチにも記事の締めの写真にもできて便利ですので、数枚は撮影しておきましょう。
職種やキャラクターに合った小道具を持ってもらうと、個性が出て素敵です。

真正面からではなく、少し斜めから撮影すると抜け感が出ます。また、ポージングは威圧感を与えないラフなものがおすすめなので、腕組みは避けるのが無難です。手の置き場に困るときは下記を試してみてください。

  • ズボンのポッケに親指だけ入れる、胸を開いたポーズ

  • 片手で腕時計や袖を触るようなポーズ

  • やあ!と手を挙げるようなポーズ

笑顔が苦手な方の撮影では「ガヤ担当」として笑わせるようなことを言ってくれる人を一緒にアサインするのもおすすめです。
難しい場合は、口をなるべく大きく動かして「ミルクティー」と言ってもらうと、最後の「イー」で口角が上がりやすくなります。

自然な笑顔が撮れたら最高!

クオリティを上げるポイント

余白を十分にとっておく

いらない部分を後から切り取るのは簡単ですが、写っていないものは生み出せませんよね。(Photoshopなどが扱えれば生成できますが、違和感がないように拡張するのはやはり手間になることが多いです。)

慣れるまでは上下左右にしっかり余白をとって、切り取りながら使うのが断然安心。
同じ画像をアップロードしても、媒体によって表示される部分が違ったりしますので、推奨サイズに合わせて加工できるという点でもおすすめです。

余白はこれでもかと広く!

光に気をつける

カメラ備え付けのフラッシュは基本使わず、明るい場所で撮影しましょう。
太陽光を活用できる昼間の時間帯の撮影がおすすめです。
ただし窓を被写体の背後に置いてしまうと逆光で顔が暗くなってしまうので、窓は被写体の前、または横になるように注意してください。

屋外で撮影する場合、日向だと顔に影ができやすいので、あえて日陰を選ぶと自然な仕上がりになります。

画像編集のソフトもしくは携帯のアプリなどを使い、画像を明るく加工するのもおすすめです! この一手間で印象が激変しますよ。

Before → After

映り込みに気をつける

オフィスや室内で撮影をする場合、意図しないものがよく写り込みます。
気付いた場合はできるだけ片付けて、ごちゃごちゃ背景とさよならしましょう。それだけでずいぶんスッキリと、洗練された印象になりますよ。

  • 飲みかけのペットボトル

  • お菓子のゴミ

  • 散らかった書類や文房具

  • ぐるぐるになった配線

  • 椅子にかけられた上着 など

カメラの位置は被写体の目の高さ

カメラを地面と水平に構え、被写体の目線の高さに上げ下げしましょう。
上から撮影すると脚が短く見え、下から撮影すると目が小さく見えるなど、構図上の歪みが発生しやすいためです。

慣れるまでは「目の高さに合わせて撮影」を徹底することで、歪みの少ない、自然な写真を撮ることができます。

とにかくいっぱい撮る

写真は一瞬を切り取るものですが「最高の一瞬」を捉えるのは難しいもの。
よく見るとブレていたり、ピントが合っていないこともありますが、撮り直すとなると日程調整からやり直しなので大変ですよね。

ということで、とにかく枚数を撮って、厳選して、「最高に最も近い一瞬」を使えるようにしましょう!
連写モードを活用すると、まばたきなどでの失敗を気にしなくて良いのでおすすめです。連写からの厳選の際は写真が大量になってしまうので「ダメなものを消す」のではなく「特にいいものだけを残す」意識で選ぶと楽になりますよ。


今後質問などが来たらまた書きます🙋‍♀️
それではみなさま、良き広報写真を!


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