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醜いババアまっしぐら。30歳以上がやると酷く痛々しいコトを洗い出す

いつからババアになるのだろう。若い頃に見たババアとお姉さんには、明確な違いがあったはず。では、その違いとは?
私が若い頃に見てきたババアの要素を抽出してみました。


年下の女性をひがむ

これ。これこれこれ。これが一番大きなババア要素ではないでしょうか。
若くて美しい女性がいると、つい僻みの対象にしてしまう。それがババア認定されてしまう要素のひとつ。

最も見苦しいのは、睨みを利かせた顔。
「若いからってチヤホヤされて憎たらしい」
「ちょっと可愛いからって調子にのっててウザい」
「何なの、あのガキ」
そんな感情で年下女性を見る年上女性の顔は、本当に醜いものがあります。あなたが若い女性に不快感を覚えているように、全世界があなたに不快感を覚えてしまうでしょう。

年下女性がうるさい、年下女性が場違いな態度、など言い訳はいろいろとあるのだと思います。
ですが客観的に見ると睨みを利かせるその顔には、嫉妬が見え隠れしてしまうもの。その嫉妬が、醜いのです。

もしも世間からババア認定されたくなければ、睨むのはやめておきましょう。

さて、なぜ年齢を重ねると若い女性を睨んでしまうのか。

若いから、美しいから、周りからチヤホヤされてしまう。これは仕方がないし、自然の摂理、世の理です。

誰しも若かりし頃を経験して、今があります。
ババアにも美魔女にも、平等に「若い頃」が与えられてきました。
いいじゃない、若者が若さを武器に得をしたって。

自分が失ったものを、現在進行系で手にしている人がいることを目の当たりにしてしまった時、その人の本性が出る。

自分が若かりし頃に受けた、年上からの嫉妬の数々。自分が30歳を超えた今、過去に不快に感じた年上からの言動を繰り返さないようにせねば、と固い決心を胸にコラムを書いています。

 「若いから仕方ない(笑)」に(笑)を含む

若者は、大人に比べて経験が多くありません。
当然、若さゆえの愚かさや、無知ゆえの根拠のない自信、勘違いは往々にしてあるものです。
でも、私たちだって若い頃はそうだったじゃない。
調子に乗っていたし、自分は何者かであると勘違いをしていた。

大人が若い女性に向かって
「若いから仕方ない(笑)」
というのは、馬鹿にした要素を含んでいて見苦しいと思うのです。

「そのバカさは、若さが原因ってことにしておいてあげる(笑)」
という、嫌味に聞こえてしまいます。
口角を片方だけ上げて言おうものなら、もう最悪。
周りからは、性格の悪いババアだと思われかねません。

あ、もしかしたらババアの定義は「性格が悪い30歳以上」なのかもしれないな…。

実際のところ、若さゆえの馬鹿な言動はあると思います。ですが、マトモな大人ならばそれを承知で見守るのです。
または、本人を不快にさせない言動で導くのが先輩の務めではないでしょうか。

「若いから仕方ない(笑)」
というフレーズは、

『私って可愛いよね』
と自称する人に向かって
「可愛くなんかないよ、何言っちゃってんの(笑)」
と指摘してしまうことと、ほぼ同義。

性格が悪くて得なことなんてないので、胸の奥の排水溝にでもそっと沈めておきましょう。

飲酒と大声がセット

なぜ、ババアは声がデカいのか。
これは人類の永遠のテーマと言っても過言ではある。

お酒を飲むと、耳が遠くなる影響で声が大きくなってしまうもの。
ですが、飲酒経験が積み重なってきた30代ともなると、ほろ酔いでも周囲への配慮を欠かさないのは最低限のマナー。

テーブルの上にはワインの空ボトル。
「なんだか、私もいい歳になってきたな」
仕立ての良い白シャツの襟元からは上品なジュエリーがチラつき、ゆるくウェーブのかかった髪をかきあげる仕草が板についてきた。
気心の知れた友人を目の前に、グラスを傾けながら
「会社の若い子がさ、」

なんて大人の会話をする、その声がデカいんじゃ!
いい歳になってきたなら声のボリュームを考えぇ!
食事中に100回も200回も髪をかきあげるなら、ピンで留めぇ!
声のデカさが色気を消し去っていくんじゃぁ!

と、千鳥のノブさんが言ってました。知らんけど。

酔った女性の甲高くデカい笑い声は、ババア認定要素のひとつ。
我を忘れて楽しみたいのなら、個室にしておきましょう。

肌の質感を悪目立ちさせるファンデーションを塗る

ファンデーションを適当に選んでいませんか?
メイクに拘れ、という話ではありません。

肌質には個人差があるし、綺麗じゃない人がいるのは百も承知です。
ですが、せっかくここまでコラムを読んでくださったということは、ババアになりたくないという思いがあるのではないでしょうか。
ですので、心を鬼にして言わせていただきます。

粗が目立つ肌は老けて見えるし、その粗と相性の悪いファンデーションをするとババアに見えかねません。
これは、長年イベントコンパニオンとして働き多くの女性と関わってきた私の経験や、男性のリアルな声を元にした分析です。

肌荒れしているとババア認定、ではありません。
ファンデーション選びが悪いとオバサンに見えるということ。

乾燥肌や凹凸が目立つ肌の方には、マットな質感のファンデーションはおすすめしません。見た目がガサガサに見えてしまうから。

ファンデーションの厚塗りも、おすすめしません。小ジワやほうれい線が余計に目立ってしまうから。
粗を隠そうと厚塗りすると、実は逆効果で老けて見えます。

ファンデーション選びを間違えた肌は、キメが荒く見え、ツヤが消えてしまいます。
ツヤとキメは、見た目年齢の鍵を握る重要な要素。
仕上がりの好みはあるかもしれませんが、他者から見た外見をマイナスにしてしまっては勿体ない。
適当に選んだり、話題性だけで選んだりせず、メイク後の印象を客観的に見つめてみましょう。年齢を重ねてきたら、ツヤを出すタイプのファンデーションと下地をおすすめします。

いい歳の重ね方をしたい

若い方を見ると、いろいろと教えてあげたくなることがあります。
自分がしてきた経験を活かして、失敗を避けさせてあげたい。
そんな気持ちが芽生えても、あまり「今は分からないかもしれないけど、大人になったら分かるよ」と先輩ぶったアドバイスは、求められない限りは避けたいところ。
当時の自分がそうだったように、大人になってみないと分からないからです。

いつか自分も「オバサン」と呼ばれる日がくる。
でも、「ババア」と呼ばれるのは悲しい…。

だから、ババアの要素ってなんだっけ?と振り返り、これからいい歳の重ね方をしていきたい所存です。

他にもババアまっしぐらな言動があれば、ぜひ教えてください。

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