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秋葉原のじゃんぱらで売られてた500円のスマホ・タブレットスタンドの使い心地を試してみた

 秋葉原をぶらついていたとき、イイ感じのスマホ・タブレットスタンドが500円で売られていたのを見つけたのでそのまま衝動買いしてしまいました。せっかくなので簡単にそれのレビューをしていこうと思います。

 製品自体はよくあるMade in China。パッケージに日本語の表記はありませんでした。

コンパクトに折りたたむことが可能

 全体の作りとしては可もなく不可もなくといったところ。土台のテーブルには金属が使われていてどっしりとしていますが、首や立てかけ部分などはプラスチック製です。

土台の半径は5cmほど

 

コンパクトに折りたたむことができる

特徴としては円形の土台が360°回転できること。するーっとシームレスに回転するというより、カチカチカチとしっかりとした感触です。音が小気味良く、勝手に思いもよらぬ回転をすることもないので個人的には好みの機構です。
 土台の裏には一応滑り止めのシリコンが付いてはいますが、強力ではなく結構スルスルと動いていってしまうので、滑り止めとしての効果はそれほど期待しない方が良いです。

 

 

首は伸ばすことができますが固定する手段がないようで、200gもないスマホでも、置いたらすぐに縮んでいってしまうほど重さへの耐久性はないです。

素の状態


首を伸ばした状態。すぐに下がっていってしまう

 6インチ級のスマホと7インチのタブレット、そして11インチのタブレットを持っているのでそれぞれ試してみました。スマホは問題なく安定して設置することができましたが、7インチを超えると途端に不安定になり、ちょっとタップしただけですぐにグラついてしまいます。これは操作するのが怖くなりますね……。
 しかし、それでいて簡単に倒れてしまうかというとそういうわけでもなく、かなり強く揺らしてもぶっ倒れはせずに案外持ちこたえました。下に簡単にではありますがいくつかショート動画を貼っておいたのでご参照ください。

スマホは安定して支えてくれる

 11インチまでのタブレットでこの不安定さなので、自分は所持していないので検証できないのですが、12.9インチのiPad Proを支えられるかどうかははななだ疑問です。11インチ級までのタブレットでとどめておく方が良いかと思われます。

 まとめですが、少々安定性や耐久性に疑問はありますが、乱暴な扱い方をしたり不安定な場所に置いたりしなければ、360°回転できる便利さや設置面積の狭さ、500円ポッキリという安価さを鑑みてかなりコスパの良いスタンドだと思います。安物買いの銭失いにはならなかったなとホッとし、個人的には満足できる製品でした。
 Amazonにも似たようなタブレットスタンドがないかチラりと見てみましたが、500円クラスだとあまり見かけなかったように思います。

 中華製品は徐々にクオリティが上がっているとはいえ、基本的には博打だと思っています。そんな中で、安価でありつつも期待をちょっと超えてくれる完成度のガジェットに出会えると小さな幸せを感じることができるんですよね。これだから秋葉原巡りはやめられないです。

それではまた。


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