見出し画像

【シャニマス】アイムベリーベリーソーリーで私が連想したモノ

1.記事を閉じよう

この記事を開いたみなさん、この記事を閉じましょう。
私が書くのはストーリーの真理ではなく、私が感じたモノです。
考察ではありますが、『私』の考察です。

…よろしいでしょうか。では続きを。

2.ブッダ(手塚治虫)

「この記事何かおかしいぞ?ブッダ?え、宗教?シャニマスは?」
と思ったみなさん、これはそういう記事です。

私は、にちかのWING編シナリオをクリアしたとき、ブッダ(手塚治虫)を思い出していました。SHHisの楽曲「OH MY GOD」も、『神は己の内にある』と歌う曲ではないかと思う程度には、私はシャニマスとブッダ(手塚治虫)を近いものと認識しています。

手塚プロダクションの言葉を借りるなら、手塚作品はどれも「人間に対する愛」が物語の底に流れているという。ブッダ(手塚治虫)はそれが強いように感じます。私はシャニマスも同じだと思っています。
また、霧子のもつ輪廻の感覚はブッダ(手塚治虫)に近いものがあるのでは?と考えたこともあります。

という前提のもと、ここからの記事を執筆させていただきます。

3.【恋鐘】から連想させるモノ

みなさん、作中作に登場する寡婦(以後【恋鐘】と表記)から誰を、
あるいは何を連想しましたか?
私の連想した人や考えを、連想した順番に書いていきます。

(1)天井努
・喪服の黒(友人を喪う、「八雲なみ」を失う、社長のシルエット)
・夫婦がもっていた画家と歌手という夢
 ※「明るい部屋」関連イベントで天井努が描いた水墨画がある
・埃をかぶった骨董品と「明るい部屋」の閉じた部屋
・天井努「答えを求めて283プロを再出発させた」
 ※答えを探すことから連想

(2)八雲なみ
・夢を失う、パートナーとの決裂
・骨董商という「靴」に合わせて生きてきた

(3)斑鳩ルカ
・「黒」というイメージ
・パートナーとの決裂
 ※パートナーを失うことで心が壊れる

(4)緋田美琴
・パートナーとの決裂
・夢をあきらめず、夢を追う
・『いつ自分は、引き返せなくなるのだろう』
※この台詞、ヒロインの心情ですが恋鐘ではなく美琴が言うことで強く印象に残りました。

ダウンロード - 2021-08-01T113100.533

(5)七草にちか、また、283プロ全員(月岡恋鐘以外)
・夢をあきらめず、夢を追う

(6)月岡恋鐘
・最後に、絶対に、幸せになる

強烈に連想されたのは天井努でした。
不思議と私の頭の中で【恋鐘】と恋鐘が結びついたのは最後でした。
制作部が何を願って恋鐘を声優に選んだのか、それを聞いた時です。

この連想した内容や順番に正解はない、と思います。
私はこう連想しました、という紹介です。

ただ、ここで連想した人は最後に、絶対に、幸せになる、なってほしい。

4.『またね』 『こんにちは』

ダウンロード - 2021-08-01T110251.543

最後にみんなが挨拶をしますが、
【恋鐘】  「またね」
【恋鐘】以外「こんにちは」

と言っているように聞こえました。

「折ってるの さよならするお花」という言葉がありました。
つまり、『さよなら』したのか、【恋鐘】という花と。

花は店長が切ったものでも10日程度しかもたない。
でも、もっともっと寿命を長引かせることもできる。
人の心に残るから。

【恋鐘】は作中作の登場人物です。
彼女が作中作の設定上で人生にどのような結末を迎えたのかはわかりません。ですが「作品」としては期間の限定されたストーリーの中でしか会うことはありません。彼女とは、お別れなんです。
霧子は生まれてきた赤ちゃんのことを「お花と入れ替わった」と輪廻のような表現をしました。

【恋鐘】は最後にちゃんと幸せになって、
笑ってお別れして、
283プロのアイドル…だけじゃなく、みんなと入れ替わった。
そんなみんなが幸せになることを、「俺」も疑わない。

というように私は考えました。あるいは、願いました。

5.幸せを返そう

ダウンロード - 2021-08-01T101611.735

みなさんは何故シャニマスを始めましたか?
私は放課後クライマックスガールズの楽曲を聴いて元気をもらって、その元気を彼女達に返したいなと思ってシャニマスを始めました。

この恋鐘の「ちゃんと幸せになって返さんばね~~」という発言、メタ的な要素も含んでいると私は思います。

シャニマスのことが大好きな人が、時間、あい(愛、お金)、気持ちを遣った分、ちゃんと幸せになって返していくよ、という恋鐘を含めたシャニマスの登場人物達(あるいはシャニマス制作陣)からのメッセージに思いました。

そして彼女達が幸せを返してくれたのなら、
私はそれを見てまた元気に、あるいは幸せになり、
そして幸せを返したくなっているかもしれません。

6.これを見た『私』へ

「【恋鐘】から連想させるモノ」に敢えて書かなかったモノがあります。

それは『私』です。

あるいはシャニマスのプロデューサーとでも表記するべきか、
または記事を読む『あなた』と書くべきか。

この記事の最初にブッダ(手塚治虫)のことを、
「人間に対する愛」のことを書いた理由がこれです。

―が探すべきものは、―が―自身を愛する心
愛は切り崩すものではない、
自分のために、自分でそれを求めにいって欲しい。

これが、アイムベリーベリーソーリーの『私』へのメッセージか、
私はそう受け取りました。


この記事を読む『私』はどう受け取ったんでしょう?
いえ、私のように記事に書かなくても大丈夫。
答えは己の内にあれば十分ですから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?