ev充電ビジネスとヤフー煽り記事に見る、ハイブリッドの優位性と前提を無視した議論の無駄さ

ヤフー煽り記事

ハイブリッド車の平均的な燃費がおおむね20km/L。一方、EVの「電費」はおおむね6km/kWhと言われている。ガソリン価格が1Lあたり170円で、年間走行距離が5000kmの場合、ハイブリッド車の燃料代は4万2500円。一方、1kWhの電気代を27円とすると、EVの年間での「電気代」は2万2500円。明らかにEVのほうがお得だ。

ここには隠された前提がある。ガソリン代の半分近くは税金と言うことだ。
ガソリンが170円としてもそのうち74円は税金なのだ。電力にこういう税金はない。消費税があるとしてもそれを抜いてevが2万円。
ガソリン本体価格だけならハイブリッドは25000円となるわけだ。
なおハイブリッドもピンキリであることもここでは無視しているし、冬の電費は大幅に悪化することも無視されている。さらに言えばjepx仕入れ価格が1kwh200円を超えたこともある。2021年頭の3週間の平均価格は1kwhあたり、80円台だった。

EV充電ビジネス

ユーザーは専用アプリで利用予約をし、1時間あたり充電利用料(150―200円を想定)を支払う。例えば、日産自動車のEV「リーフ」を満充電するには、普通充電器で約8―16時間かかる。テラの充電器では約20時間と長くなるが、外部の充電設備に行く手間と時間を省ける。同社は利用料に上乗せする形で収益を得る。

3000-4000円くらいか。リーフ満タンで350km走れるらしい。

ここまでの走行距離は、260km。WLTCモードで458kmとはいえ、実際には350kmぐらいがリーフe+の航続距離と見ておいたほうがよさそうだ。ここで“充電なし往復”は諦め、充電スポットを検索することに。

350km走る充電に20時間か。
350km走るコストが3000-4000円。

ヤリスハイブリッドと比較

ヤリスはリッター25キロくらいが下道含めた実燃費らしい。350kmは14リットルでいける。
今のガソリン代170として、2380円。
リーフフル充電コストと同じ4000円くらいになるガソリン価格はリッター290円だ。

ガソリン代は税金で構成されてるから

本体価格だけ考えれば(evの電気料金にこういう税金はかかってこない)、リッター100円を切る1371円となる。
コストもヤリスハイブリッドの圧勝だ。

また諸税抜いたガソリンのコストで計算すると小売単価(諸税込)が380円くらいになる本体290円の時に、このev充電コストとパリティになる。

ガソリン入れるのに5分、航続距離も桁違い

1)トヨタ・ヤリスハイブリッド
 最新ハイブリッドカーの1台となるヤリスハイブリッドは、4気筒から3気筒になったエンジンやバッテリーの性能向上といった積み重ねにより、カタログに記載されるWLTC高速モード燃費は33.5km/Lをマーク。高速道路での実用燃費でもリッター30kmを超えるのはそう難しいことではなく、36リッターの燃料タンクを残り4リッターの32リッターまで使うとすれば航続距離1000kmを超える可能性は十分ある。

evにメリットはねえなあ

全部原発で賄えば電力コストは大幅に下がるだろうから意味はあるかもしれんが。

あほらしい。



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