親父の車選びに思う外見の重要性ー威圧感を維持するために

この記事を拝見して、俺が幼少時ことあるごとに言っていた親父の車選びを思い出した。

ベンツに乗れ。安全だし、スモークにして日章旗を貼っておけば誰も寄ってこないから人にぶつかられる事故なんか起こしようがない。運転が苦手な人ほどベンツに乗るべき、安全性とはこういうものだという話だった。

確かに親父は事故を起こすことはなかった。ベンツが壊れて修理に行くときに金をケチってトロトロしか走れない状況でディーラーだかに持ち込んでた。後方に渋滞ができていたが、誰一人クラクションを鳴らすやつはいなかった。昭和平成の話だ。

この意味でやはりベンツはコスパ最強だと今でも思う。しかし、自損事故には勝てない。

これとベンツは相性が悪い。

型落ちベンツでもピカピカに磨き上げられたなにわナンバーのスモーク、日章旗、今なら選べるナンバーゾロ目や5910に寄ってくるやつは今でもおらんだろう。どう考えても関わるべきではない。しかしベンツでもこすり傷ありだと迫力に欠けてしまう。いっそガラスにひび割れ、角の凹みくらいのほうがヤバさが伝わるが、こすりきずだとちょっとよろしくないと思う。

人によってこられない威圧感を保つのが難しい。

外見を維持するのはことほど難しいものである。

自動運転はよ。


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