ゆうきゆう氏のTwitterー親から子へのアドバイスの9割は親本人の後悔ーを見て思うこと

我が身を振り返ると

父親はやたらとアドバイスしてきた。
確かに傍目から見ても後悔の多そうな人生だ。
知能体力見た目にも恵まれてても生まれた場所が不遇だったし、時代もうまく乗りこなせなかった。知能に見合うだけの学歴もなかった。

その結果、小学校のころの父のアドバイスは

勉強しろ、大学に行かないと工場で働いて大卒に顎で使われるぞ、有給なんかないぞ風邪引いても働くんだぞ。お前はタバコの煙嫌いだが、会社ではタバコ吸いながら仕事するし工場は煤煙だらけという話ばかりしてきた記憶がある。
あとは本ばかり読まず運動しろか。

それをうけた俺の反応

勉強好きやししてるがな。外遊びより好きやし、学校のテストも満点だらけやんけ。これ以上何したらええんや。
外遊びより本が好きなんや。ドラえもんやら児童文学なり、新聞読んでたほうが面白いわ。

振り返ると 

今考えると運動はまあ大事だったかもしれん。これは親の後悔とは関係なさそうだ。

いま親になって、大学でいろいろな勉強をした上で親のアドバイスを振り返り、親の後悔を鑑みると

うちの親は移民のようなものだった。
二親とも日本人だが、地方からつてこねなく出てきた。そのため都会の受験のノウハウもなく、学校以外の教育機関もよく知らなかった。
父は手に職がある高技能労働者ではあるが、ホワイトカラーにはなれなかった。
その反省から大学に行けという曖昧なアドバイスはできても、具体的なルートを指し示せなかったのだろう。

この点

我が身は移民二世で、学歴も職歴も申し分ないホワイトカラーだ。海外留学だろうが、幼稚舎受験だろうが周りの経歴や人生を参考におおよそのルート感は持てる。
それを踏まえて自分は我が子に何をアドバイスするだろうか。

アドバイス案

ゲームとテレビ一日一時間。
約束は守れ。
本は読め。
適度な運動はしろ。
まわりと興味が違うなら別のところに行こう。

この程度か。
あまり後悔がない人生なのかもしれんな。

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