文政権は善意に満ちていて素晴らしい。地獄への道は善意で舗装されている。

https://s.japanese.joins.com/JArticle/278327

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は国際社会の競争とワクチン開発国の自国優先主義、強大国のワクチン買い占めをまとめて批判した。感染病は国際連帯と協力して克服すべきだという大統領の信念は異論の余地なく正しい言葉だ。しかし残念ながら世の中はそのように回らない。

流石善意の人、文大統領。

文在寅政権の国内政策にも善意に期待する政策が少なくない。一時的に浮き彫りになったが今は弱まった「誠実な賃貸料」政策もそうであり、民心離反の最大原因である不動産政策も同じだ。いくら政府が「アパートは『お金』でなく『家』だ」と訴えても、寝て起きればアパート価格が上がっている状況で、誰が淘汰されようとするだろうか。協力共生の名分を掲げた利益共有制も、緻密な設計と細かな補完装置なく善意にだけ訴えればまともに機能しない。

欲望を悪と規定して、物事を理非分別して行くと、悲惨な末路となる。

アダム・スミスの『国富論』で最も多く引用される部分だ。「われわれが食事ができると思うのは、肉屋や酒屋やパン屋の慈悲心に期待するからではなく、彼ら自身の利益に対する彼らの関心に期待するからである」。文大統領の批判とは異なり、アダム・スミスは各自の利益こそが日々の糧をもたらす源泉と見なしたのだ。

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神へと続く道である。
徳を積む代わりに銭を積もう。
あほな左翼は銭を積む代わりに善意を積んで破滅してくれ。

「政治は理想を描いた絵ではなく現実のイバラの道を打開する努力」という言葉がいつよりも切実に感じられる。作家の李炳注(イ・ビョンジュ)が30年ほど前に短編作品で書いた言葉だ。

この言葉はまさに立憲民主党と共産党に言えることだ。自民が腐ったみかんでも、この2つは絵に描いた餅で食えもしない



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?