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組織に多様性はなぜ必要か

狙いが不明確なダイバーシティ関連施策は納得感に欠け、誰も幸せにしません。ダイバーシティを推進するからには狙いや理由が必要です。

それでは、組織に多様性が必要な理由とは何でしょうか?僕は「価値をより多くの、より多様な人たちに届けていくため」、これに尽きるんじゃないかと思います。


それぞれの企業において多様性がどれだけ必要となるかは「顧客の多様性」によると思うんですよね。

より多くの顧客(志向・生活スタイル・国籍・地域など)に対して自社の価値(プロダクトやサービス)を届けたければ、その顧客群のことを知らないといいものをつくれないわけで。

多様な顧客を相手にして成長していきたいのであれば、自分たちも多様性を備えている必要があります。

自社に求められる多様性は、顧客の多様性に深く関係し、逆に、似たような顧客だけを相手にしていく前提であれば、あまり多様性は必要とはならないと思います。

顧客を拡げるつもりのない会社が表面的にダイバー施策やろうとしても従業員の納得感としてもかなりムリがある気がしますし、戦力を損なうだけなので、最初からやらない方がいいでしょうね。

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