5月の星空案内

いつの間にか5月になっています。明け方の惑星集合は今月も続き、1日(本日)には木星と金星が接近して見えている現象がありました。

今月前半は日没直後の西の空低いところに水星が1等星位で見えやすい状況が続いています。

2022年5月3日19時東京の西の星空

5月6日には、17時頃、みずがめ座η流星群が極大となります。こちらについてはまた別途書ければなぁと思います。1時間に5個程度流れ星が見られるともいわれています。

5月25日頃の明け方には、月と火星が接近して見え、30日には木星と火星が接近して見えています。昨年火星に探査機パーシビランスが到着して一年以上経っていますので、火星探査機の話題も取り上げたら楽しそうです。
土星の少し上には、真ん中に1等星アルタイルがあり、両脇に1つずつ星が並ぶわし座も見えています。もう夏の星座ですね。

2022年5月25日3時 東京の東の星空

GWの夜ですと、南の空にしし座の一等星レグルスと、?マークを反転させたような星の並び、獅子の大鎌。天の高いところにある有名な星の並び、ひしゃくのような北斗七星から、南東の空に、うしかい座の一等星アルクトゥルス、おとめ座の一等星スピカが見つけやすいでしょうか。春の大曲線と呼ばれる星の並びです。そこから更に南へたどるとカラス座の4つの星を見つけることができます。街明かりが少ないところでしたら、アルクトゥルスの東側にUの字のようなかんむり座の星の並びが見つけられるかもしれません。夜もそこまで寒くなく、休みもあって、星見には楽しい季節かもしれません。

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