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汝、星のごとく 宵の明星

 凪良ゆうさんの2023年本屋大賞を受賞された「汝、星のごとく」を読了です。宵の明星、ゆうづつが時折でてくるお話です。物語の中では15年の月日が経っています。
 いつ頃のお話なのでしょうか。オンライン会議ができる年代ではあります。また出版された2022年8月には宵の明星はみられないようです。
 調べてみますと、宵の明星と明けの明星が約8年の間にそれぞれ5回ずつ観測できるとのこと。このお話のなかではある夏に見た後、15年後にもまた見ています。16年であれば定期的に起きていそうですが、勝手に下記のように推測してみました。

2026年8月20時頃のしまなみ海道の星空

 2026年の8月の西の空には、金星と細い月。春の大三角やさそり座の釣り針などが見られます。さそりの火のアンタレスと花火の競演も綺麗だろうと思います。
 15年前の2011年の夏は8月終わりから9月頭頃であれば、金星が夕方の空に輝くようです。この時には土星も輝いているようです。本文中にもう少し年代がわかる記述があって、勘違いな推測だったらすみません。
 夏の夜空は、春から秋の星座が次から次へと、とっても楽しいです。

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