晴れた日でも

種村季弘(2010)「雨の日はソファで散歩」筑摩書房
を読みました。

最近はなかなかソファで本を読む時間がなく、行き帰りの電車の中で束の間の休息をたのしみました。

もともとちくま文庫が好きなのですが、そのタイトルと表紙に惹かれて手に取りました。そして読み終えて、奥付けや著者略歴を眺めていて、思わず車内で声をあげそうになってしまいました。
カバーデザイン
クラフト・エヴィング商會
私のこころを育ててくれたクラフト・エヴィング商會が表紙を担当していたのです。混み合った電車のなかで運命を感じてしまいました……。

内容と関係のないことばかり書きましたが、忙しない日々の隙間にそっと飛び込み、散歩をするにはうってつけの本です。私が知らない銀座や豆腐の話など。真鶴へ散歩しに行きたくなる、そんな本です。

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