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生藍葉染めを体験

甕覗き、浅葱、縹、納戸、留紺
これでピンとくる人はとってもツウ。

読み方は、かめのぞき、あさぎ、はなだ、なんど、とめこん

これらは全て藍で染めてできた日本古来の色名です。

青の濃淡を細かく色名に落とし込んでいます。

なんと48種類もあるとか。
ここに挙げた色名はほんの一部。

色の勉強をしたときに、色名もたくさん覚えました。

色名には様々な由来や歴史的背景があって趣き深いことに感動したんです。

藍色ひとつとってもこんなにバリエーション豊かなのか!と。

日本人の色彩センスや命名センスにも痺れました。


先日、こどもの付き添いで、藍の生葉染めを体験しました。

藍の葉を見るのも人生初かも。

葉っぱを手でギュッギュッと押して絞って汁を出します。

これはまだ絞る前の藍葉


汁はお抹茶の濃茶のような緑色なんですが下の写真の通り、物を染めると青くなります。

手もエイリアンのような青になりました。


たんぱく質が染まりやすいそうで、こんなことになっちゃうんですね。

4日経った今も、まだ爪だけ青いです。
ブルーのネイルをしているような。

藍染は藍をたてるという作業から時間をかけて藍色を育てていくと、知識では知っていました。

それがこうして簡単な手作業でも色が生み出せるなんて。


自然の植物から色が生まれること
葉っぱを丁寧に加工することで色が生まれること

こども達はどこまで感じ取っているか分かりませんが、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。


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