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妊娠にまつわる色と心理

私事ですが2024年3月18日に出産をしました。

10ヶ月間、妊婦という非日常な生活を送りながら、自分の心や身体の変化と色を観察してみました。

出産して一区切りついたので、忘れないうちに記録として残しておきたいと思います。

妊娠中の色彩心理

妊娠が分かる前、2023年夏から急にベージュや茶系の色が気になりだしました。

とくにベージュが。

ベージュは、穏やか、安心、家庭的といった色の意味があります。

茶系全般にいえるのが、どちらかといえば保守的で堅実思考。

安定や一定をキープすることが得意です。

私はもともとかなり保守的で、茶色の性格を脱したくて茶色離れをしていました。

たとえば、学生時代はカバンを買うなら黒より茶色だったのが、最近は茶色よりグレーを選ぶみたいな。

そんな私がグレーよりも茶色を選んだのは、かなりの心境の変化。

夏以降買ったカバンも手帳もコスメもベージュ

妊娠が分かる前からの変化だったので、何で茶系が気になるのかな?と不思議でした。

「家庭」とか「安心」とか
無意識に母性センサーが働いていたのかな。


茶系ブームと重なって、カーキもマイブームが訪れました。

カーキも高校や大学生の頃に好きだったのですが、茶色と共通する落ち着き感を避けたくて、あまり手に取らなかった色。

どちらもアースカラー
母なる色、ですよね。

茶色と連動して気になる色になったんだろうと思います。

私のためのようなネーミングの「カーキブラウン」のレギンスを見つけたときは、迷わず即購入しましたもんね。

妊婦さんの色

自分の色はこうして観察できるんですが、妊婦さんの心理と色って関係あるのかな?

とふと気づきまして。

ほんの数ヶ月ですが、産婦人科に来る女性の洋服の色をチェックしてみました。

◆2023年11月24日
黒、グレー、白 各1人
ライトブルー(私) 1人

◆2023年12月18日
グレージュ 1人
グレー 2人
黒 3人
白 3人
白ベースに柄 2人
ニットのくすみブルー 1人
ライトブルー(私) 1人

◆2024年1月15日
グレージュ 2人
黒 1人
白 3人
茶色チェック+黒 1人
(私も白)

◆2024年1月22日
黒 3人
グレー 4人
ベージュ花柄 1人
ライトブルー(私) 1人

◆2024年1月30日
ホワイトグレー 1人
ライトベージュ 1人
グレー 1人
白 1任
ピンク(私) 1人

◆2024年2月16日
白 3人
ベージュ 4人
ライトグレー 1人
グレー 1人
ダークグレー 1人
グラスグリーン(私) 1人

◆2024年2月24日
紺 1人
黒 1人
ベージュ 2人
グレー 2人
ライトグレー 1人
白 2人
グラスグリーン(私) 1人

◆2024年3月4日
赤 1人
黄色 1人
緑 1人
淡いブルー 1人
白 1人
グレー 2人
グラスグリーン(私) 1人

◆2024年3月12日
紫  1人
グレー  2人
黒  3人
グラスグリーン(私) 1人


こうやって時系列で見てみると、季節感が大きく影響していそうですね。

3月に入った途端、洋服がカラフルになりました。

でもあくまで仮説ですが、妊娠中(とくにつわり期間)は刺激的な色は避けたいはず。

色モノって鮮やかでなくても、それなりのパワーがないと着られません。

妊娠中はベーシックカラー(白、黒、グレー、ベージュ)が刺激が少なくて手に取りやすいのではないかと。

また、黒を着ている人は多かったのですが、ネイビーを着る人がほぼいなかったのが気になりました。

今季はネイビーが定番のベーシックカラーじゃなかったのかもしれませんね。

時代の空気とか流れ的に。

産婦人科ホームページの色

公式ブログでは、さまざまな業界、職種のホームページの色について書いています。

昨年は医療系シリーズを記事にし、産婦人科のホームページカラーも調査しました。

産婦人科の色といえば??

おそらくあの色かな?と予想できる色が人気ナンバー1です。

https://coloringoffice.com/2023/08/17/blog-86/


産婦人科にかからないといけないと分かったとき、口コミサイトで調べたりしますが、最終的にたどり着くのはホームページ。

なかなか口コミだけで判断できない、デリケートな分野ですよね。

地域密着型の内科などは、手作り感のあるホームページを使っているところもあります。

さすがに産婦人科で簡易なホームページで済ませているところはありませんでした。

だからこそ、どんな色でどんなメッセージを訴求するのか。

それぞれの産院の個性が色に表れていました。

産婦人科のインテリアカラー

私がお世話になった産院は、5年前にリニューアルされ、一見するとビジネスホテルのような個室。

ホームページの色も茶色が使われていて、院のイメージとホームページの色が連動しています。

妊娠中の茶系(マイ)ブームとは関係なく、産後の興奮した脳にはダークブラウンのインテリアが落ち着きを与えてくれました。

産後唯一ひとりきりでゆったり過ごせる時間。

贅沢な気分を味合わせてくれるのもダークカラーの特徴です。

壁はホワイトではなくほのかに色みのあるグレー

ライフサイクルとスタートの赤

最後に、私の人生のサイクルと色について。

生年月日から導きだす「数秘」というものがあって、数秘から9年周期のライフサイクルをみることができます。

私にとって2024年は9年周期のちょうどスタートの年。

「1」の年といわれ、色で表すと「赤」。

1番とか先駆者とか開拓者といわれる数秘1は、赤の色の意味ともピッタリ合います。

はじまりの年にまさかまさか新たに子育てがスタートするとは。

昨年の今頃には全くもって予想できないことでした。

どんなスタートの種をまこうかと、新しい9年サイクルの計画を漠然と考えていた矢先に。

そっち方向なの!?
と自分でも驚きのスタートです。


妊娠、出産という一大イベントを終え、今はただ目の前の命と真正面から向き合うばかりです。

これからどんな色と出会い、どんな色を感じながら生活していくのか。

未知数なことばかりですが、色についてnoteでの発信も途切れず続けていきたいと思っています。

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