前向きに諦める

喉の痒さも半減して、アレルギーの薬も飲んだせいで、ほとんど咳が出ることなく、喉が痛みだしてから3日が過ぎた。

川下りであやうく巻き込まれるところだった難所を、長年の勘でうまくかわせたような気持ちで、ほっとしている。

あそこで巻き込まれたら、気管支が炎症を起こして、持病の喘息が出て、この先3週間はけほけほと胸のあたりに不調を抱えたまま過ごすことになっただろう。

今朝起きてからまた迷っていた。
予約を入れていたジムをどうするか。
もう3日も行けていないし、動いて汗をかいてすっきりしたい気持ちがめちゃくちゃ強い。
思い切って動いた方がかえって身体に良いかも?
でも、かなり激しい運動なので、息が切れた瞬間に咳き込むかもしれない。
息が切れないように動こうとしたら、汗をかくほどの運動量にはならないだろう。
また、わたしが咳き込むのは決まって身体が温まったときなのだ。夜間にお布団のなかでぽかぽかと身体が温もると、喉がむずむず痒くなり、咳が出る。

気管支炎について、以前、お医者さんからこんなふうに聞いた。
皮フが炎症を起こしてアトピー性皮膚炎のように痒みを伴うこと、あるでしょう。
あなたの気管支や喉の粘膜も、炎症を起こしているので、むずむず痒くなるんだってイメージしたらわかりやすいかもしれませんね、と。

喉の奥や気管支をわたしは目で見ることはできないけれど、「感触」からいくと、あと少し炎症がおさまりきっていない感じ。炎症がまだうっすらと残っている。たぶん。だから、ほんのちょっとむず痒い。

起きてから2時間くらい迷っていたけど、さっき、ジムをキャンセルした。
あああ、行きたかったなああああ。

でも、今日、欲望にまかせていかなかった自分を明日のわたしは褒めると思う。
もし行っていたら、きっとこじらせて3週間くらいモヤモヤすることになったはずだから。

前向きに諦める。
本当に苦手なことだけど、できるようになっている自分が、この先の自分の自信につながるのだと思う。

しかしながら悔しい気持ちもあって、こうして愚痴を書いているわけです。自分を正当化しながら。

明日こそジムに行けるように、今日も様子見つつ、せっかくの時間を使って原稿を仕上げちゃえ〜。