1円を笑わなくても、1円に泣くの巻 2

こんばんは!
昨日は、寝る時間の関係で、大したオチもないのに、今回に引っ張ってしまいました。
なんといいますか、タイトルがもうオチみたいな事を言っちゃっているので(笑)
そこに至るまでの過程を楽しんで頂ければ、幸いです。

さらに、先に謝っておきますと、読む方によっては、ちょっとローカルな話がちょこちょこ出てきてしまいます。ごめんなさい。


さて、、、ツイていない時は、色々と重なると申しますか。
頷く人も多いのではないでしょうか?

いつもであれば、自分に近い路線の紀伊国屋さんに向かうのですが。
その日に限って代々木に近い方の紀伊国屋さんに行ってたんですよね。

(代々木近いし、代ゼミに顔出していくか。。。
いや、違う違う。)

しょうもないボケを脳内でかましながら、新宿駅の南口を横目に、東口の方にトボトボと歩いていきます。

テンションも下がり、体力ゲージもかなり減ってきている中で、頭の中で徐々に膨らんでくる、先ほどの嫌な考え。

所持金について。

(。。。所持金数えるか。。。)

東口の改札が、少しずつ近づいてきたこともあり、ポケットの中を探って、小銭を取り出す。


なんていうか。。。


もう。。。


ぱっと見で、足りてないっぽいんですよね。


唯一の救いは、ちょっと量は多め。
1円とか、10円は結構ありそうな(笑)
50円や100円クラスが10円の裏に隠れているケースも無きにしもあらず。(手のひら内で)

いちるの望みを託して、歩きながらお金(小銭)を数えだす。

(1円・・・2円・・・7円・・・17円・・・27円・・・・・・・
あ~~~、まじか~~~・・・・・・20・・・あれ、いくらだっけ・・・)

たまに頭でこだまする、「まじか~~~」の声。
どうやら僕の頭では、二つのことを同時に処理するのは厳しいご様子。

そのあと、改札付近までようやく来ると、同じような声に邪魔されつつも、どうにか150円ぐらいまでカウントしました。

(注):結構前の話なので、当時の地下鉄の切符代は、160円だと思います。
ちょっと定かではないので、160円だと仮定しています。

とりあえず、駅の改札についてので、まずは、切符買うところへ。
邪魔にならないところに移動しつつ、手の中ある数円を数えると、面白いぐらいにピッタリ?159円。

(よしよしよし!あと1円なら、バッグのどこかにあるかもしれない!)

たまに急いでいる時などに、バッグの中の財布を出し入れしていて、ジャラっと小銭こぼすケースを覚えていたので、そこに最後の気力を振り絞ります。

バッグのポケットはもちろんのこと、入っていたノートも全部パラパラしたり、もう一度服のポケットを全部探したり。
もう一回、持ってる小銭も数え直したりもしました。しかも無駄に数え間違えたりで、確かめ算的な数え方してみたり、1円は10枚でひとかたまりにしてみたりとね!

通常、1円でも足りなければ、決まった値段のものは、買えません。
160円のものは、159円では買えません。
ものっすごい、キャラ濃いおばちゃんとかなら、また話は別なのかもしれませんが。

(駅員さんに、言ってみようか。。。多分、「は?」ってなるか。
そんなん言うのも切ないしな。。。)

手のひらの上で、綺麗に揃えられた小銭を、グッ!と握り、
バッ!と持っている手をポケットに突っ込み、
ガッ!っとバッグを肩にかけ、
シュンとして、数キロ先の自宅に足を向けたのでした。

めでたしめでたし(違)

帰っている途中にも「まじか~~~~」という言葉を何度も響かせ、休み休み帰っていきました。

ちなみに、どこに財布があったのかですって?

玄関にありました。

家についての第一声が、「まじか~~~~!!」だったのは、言うまでもありません。

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