盗塁されやすい投手いますよね

「快速自慢の選手が出塁」すると次の塁を目指して走るのか?とワクワクしながら観戦しますよね。しかし守備チームのファンからすると、「あれ?この投手クイック下手だな」とか「この前も盗塁されていたよな」と思う事ありませんか。

なので、今回は2017年のプロ野球で盗塁をされた投手・されなかった投手のデータを確認。捕手の盗塁阻止率は注目を浴びますが、投手から見ればいつもと違った感覚があるかもしれません。元ロッテの里崎智也氏もコラムで盗塁の責任について言っていました

「答えは投手と捕手の共同作業なので2人の責任。ただ、責任比率で言うと、投手6に対し、捕手4ぐらいか。決して私が捕手出身だからと“捕手びいき”したわけではない。」(日刊スポーツ二塁盗塁されるのは誰のせい?/里崎評論)


「2017年被盗塁企図数10以上の投手」

最も走られていたのはソフトバンクのバンデンハークで被企図数30回、その内で25回成功されていました。一番走られたランナーは日本ハムの西川遥輝で二塁へ4回、三塁へ1回、合計5回の盗塁を成功させ失敗は1度もありませんでした。


「投球回30イニング以上で1イニング平均の被盗塁企図数」


投球イニングが増えれば当然ですが、走られる回数も増えるだろうと言う事で投球1イニング平均の被企図数。この数字ではDeNAのクラインが最も走られていた事になり、1イニング平均0.278回でした。2番目は楽天の安樂智大でしたが半分以上失敗に終わっているので、これなら来年以降もっと走ってほしいくらいですね。


「投球100イニング以上で被企図数の少なかった投手」

最も盗塁されなかった投手と言えるのは広島の薮田和樹。今シーズン被盗塁企図は2回のみで、1回目は8月26日中日の堂上直倫(二塁盗塁失敗)、2回目が9月2日ヤクルトの山崎晃大朗(二塁盗塁成功)でした。ランナーが出ても殆ど走られていないのは気分的に楽でしょうね。


「被企図数0で最も長い投球イニングだったのは?」

盗塁企図されずに最も長いイニングを投げていたのはソフトバンクの岩嵜翔72回 1/3 。日本一チームのセットアッパーは簡単に盗塁をさせなかったと言う事ですね。


今回ご紹介したことを踏まえて、「この投手なら盗塁できる!」や「走るのは難しそうだな・・・」なんてことも来シーズンは注目したら、さらに野球を見るのが楽しくなれば良いなと。




ツイッター(@aozora__nico2)でも野球データまとめて遊んでます。Sportsnavi・日刊スポーツ・NPB公式を中心に集計させて頂いています。


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