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「比べそうになったら、比べないこと」

おはようございます☀ こちらは薄曇りですが、青空も見えています。

私の肩書きの一つ、3色パステルアートインストラクター。

3色パステルアートとは、なんぞや?

という方のためにも、少し説明を交えながら、話していきたいと思います。

3色パステルアートとは、赤、青、黄の三原色を使って、様々なものを描いていくアートセラピーです。誰でも簡単に始められることから、お子様からご年配の方まで、幅広い世代で広く楽しまれています。

私が3色パステルアートと出会ったのは、2019年の夏。

私は、昔、絵を描くことが大好きでした。けれど、ある日、引っ越してきた転入生が、当時流行りだった少女漫画のキャラクターを完璧に模写できるぐらいとても絵が上手だったんです。

私は、最初こそ、「私が好きな絵を描けばいい」と思っていましたが、その子のことがどうしても気になり、やがて、決まった形のものしか描けなくなっていき、最終的には、何も描けなくなってしまいました。

その時から、「私の絵なんて、クズだ。ゴミだ」と思うようになりました。あれだけ、自由にのびのびと動かしていた鉛筆が止まり、「漫画家(もしくは画家)になりたい」という将来の夢も、自分で潰してしまったのです。

それからしばらく経ち、3色パステルアートと出会いました。

はじめは、「こんな絵の下手な私が、絵を描けるのだろうか」という不安と緊張でいっぱいでした。

けれど、いざ、描いてみると、「3色だけで、なんて鮮やかな世界が描けるんだろう!」ととてもドキドキし、一瞬で、3色パステルアートが大好きになりました。

そして、この時味わった、感動、楽しさ、嬉しさを色んな人と共有してみたい、と思い、3色パステルアートインストラクターになりました。

インストラクターになってから思うのは、絵の上手い下手を比べる必要なんか、これっぽっちもないということ。確かに、思った通りにいかなくて、落ち込む日もあります。この色の魅力がわからない、と思う時もあります。

でも、それも、自分の一部だから。

この絵は上手、この絵は下手、そんな基準、誰がどうやって決めたのでしょうか? 描いている本人が楽しければ、それでいいのではないか、と思うのです。

私は、3色パステルアートをもっと深めるようになってから、気づいたことがあります。

それは、「好きな色は一つじゃなくてもいい」ということ。そして、「好きな色は自分の心身の状態によって、川の流れのように変わっていく」ということ。

ちなみに、私が今、好きな色は、青葉のようなグリーン。もしくは、桜色。

早く、桜が満開になって、この目に桜色が映るといいな、と思います🌸

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