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漫画「顔に泥を塗る」を読んで。化粧ってなんのためにするんだろう?

こんばんは🌃
明日からこちらは雨ということで、やだな〜と思っている青空です。雨の日も楽しめる自分にいつになったらなれるのかな?

最近、Twitterで話題になり、気になったので買ってみた漫画「顔に泥を塗る」。

主人公の美紅(みく)は、受付嬢の仕事をしている。プライベートでは、将来有望な若手弁護士のはると同棲している。今の生活に満足しつつも、美紅は、ある日、「口紅の色が濃い」とはるに言われてしまう。
自分のメイクはそんなにいけないのだろうか。
モヤモヤするそんな美紅の前に、「自由」な男の子、イヴが現れる……。

おおまかなあらすじは、こんな感じです。

初めてTwitterで見た時は、化粧をすることを、「泥を塗る」と表現しているのがとても新鮮で、なるほどなー、と感じたのを覚えています。
その後、漫画を手に取り、化粧やオシャレって、何のためにするの!?ループにやや陥りかけている私です😅

私自身は、生まれつき、肌が弱く、アトピー性皮膚炎なので、昔から、肌に刺激のあるものは避けてきました。
なので、化粧に興味を持ったのも遅く、用語を言われても未だにググらないと、わからないことばかり。

それでも、初めて、チークで頬が色づいた時、唇が鮮やかに彩られた時、自分が変わったような気持ちになれました。

私は、主人公の美紅に似ていて、肌に合う色じゃないと基本的に似合わないから、と本当に身につけたい色を手に取れないでいます。
なぜなら、変に見られたくないし、やはり、「似合ってるね」と褒められたいから。

けれど、「顔に泥を塗る」を読み、なぜか、ついつい、Amazonで化粧品を買ってしまったのです(聞いたことしかないハイライト、というやつです)。

「綺麗になりたい」。
心から、そう思いました。

肌はアトピーのせいで、すべすべもっちりにはならないけれど、自分のできる範囲で、自分らしい「美しさ」や「美貌」を手に入れたい。

以前から、ファンデーションの色が肌と合わなくなっていると思っていたので、今よりややオークルが高めのファンデーションも買い、塗ってみたら。
これがしっくりきたんですね。あまり嫌じゃなかったんです。
歳とったなぁ、とは思うけど、不思議とそこまで嫌じゃなかったのが、少し嬉しかったです。

化粧が完成してから思いました。
「ああ、そっか、このためか、この気持ちを感じるために化粧するんだ」って。
ほんのちょっぴり、美紅の前に現れたイヴ君のメッセージを受け取れた気がします。

化粧やオシャレは、何のためにするのか。
もちろん、自分のため。
でも、ただ自分のためではなく、自分の肌を知り、自分に合ったものを見つけ、持っているものを磨くためにあるのではないだろうか?
そんな結論に達しました。

ちなみに、ドラァグクイーンのアリッサエドワーズさんという方がYouTubeで、ドラァグクイーンに変身するまでの様子を撮影したものを流しているのですが、化粧をする前に、その動画を見ると、自己肯定感が上がるので、オススメです🎵

おうち時間があるからこそ、もっともっと磨きたいな。

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