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天才になりたかった

今回は、僕の思う「天才」を僕の出会ってきた数々の友人を例に出しながら、書いていきたいと思う。

まず、「天才」と聞いて、皆さんはどんな人間を思い浮かべるでしょうか?IQがものすごく高いとか、授業の内容を一回で覚えられるだとか、集中力が無限だとか、このようなごく限られた人間にしか与えられない能力を持っている人のことを天才と呼んでいる人は多いと思います。(辞書的にも、これが正解です)

しかし、僕の思う「天才」は若干これらとは違います。

僕が勝手に「天才」と呼ばさせていただいている人間は、なんか知らんが、陰でめっちゃ努力してて、必ず有言実行してくるような人間です。

恐らくですが、こういう人達は世間一般では、「秀才」と呼ばれています。でも、僕の勝手なイメージ「秀才」は、はたから見ても優秀で努力してるのが、伝わってくる人達のことを指している気がして、微妙に二ュアンスがことなってくると思います。

結局、僕が考える「天才」というのは、表ではなんもしてなそうなのに、陰でくそ努力してて、テストでいつも学年1位をとってくるような人です。

こういう人バカかっこよくないですか?僕だけですかね?

こういう人は大抵、自分の努力を人に見せないようにしているので、周りからは「あいつは元々できるやつなんだ」、「脳みそが一般人とはかけ離れているんだろ」みたいに思われがちだと思います。

でも、実際は何倍も努力してるっていうね。なんたる美徳なんでしょうか?かっこいいです。

で、僕もこんな風になりたくて、頑張ってみた時期があったんですが、自分のしていることを他人に言いたくなる性分でまったく無理でした。あと、人が見てないとサボってしまうので、絶対僕の思う「天才」に僕自身はなれないと悟りましたね。(笑)

ここからは、僕が出会った「天才」で最も尊敬できる人のことを話したいと思います。

僕が高校在学中に、同級生になった子がいました。この子は勉強がかなり得意でした。Aとでも呼びましょう。Aは模試とか定期テストはいっつも1位とか2位とかで本当にすごかったです。勉強ができるだけじゃなくて、教え方もすごくわかりやすくて、いっつも感心してました。ちょっと僕の話入れさせてもらうと、Aともう一人の関東の方の国立に進学した子と,1年の頃から勉強をさせてもらったおかげで、僕もある程度の偏差値がある大学に入学できて、現在大学生がやれているわけです。本当にありがとう。マジ感謝!

で、Aをなんで天才かって思うかについてなんだけど、勉強の質が人一倍いいわけなんですよ。同じ時間勉強してても、Aは常に脳みそフルで使って最も身になる勉強法を自分で確立してたんだよね。例えば、僕の通っていた学校は少し駅から距離があって、徒歩20,30分くらいかかる位置にありました。

僕は、学校に行くまでの間とかは友達と喋ったり、音楽を聴いて登校していました。んで、その登校途中でAと会うことが何回かあったんですよ。あるとき、Aがぼ~としていたので、僕は「何考えてるの?」と話しかけました。

そしたら、Aは「頭の中で、世界史の地図を思い浮かべて、関連する事柄を思い出してんだー」って言ったんですよ。

その時、さすがにびっくりしましたね。そんな勉強法もあるのかと驚かされました。

実際この勉強法はかなり、脳みそを使うのでめちゃめちゃいいアウトプットだと後から僕も実感しました。

正直、俺より勉強してない感じなのに、Aが良い成績を取っていることにめっちゃ嫉妬している時期とかもあったんですよ。でも、これを機に勉強の仕方とか聞いたらレベルが違いすぎて、差ができて当然だなと納得させられちゃいましたけどね。あと、自分の努力なんて小さいんだと気づかされましたね。

もうちょっと、Aの事語りたいので語らせてください。

Aは勉強以外にも、いくつも尊敬できるところがありました。例えば、Aは性格もめっちゃよくて、ほぼ毎日一緒にいたのに、イラついたり、怒ったりしてるとこ一回も見たことなかったし、人が傷つく言葉を言っているところも見たことなかったです。

さらに、勉強以外でもやっぱり、その才能が発揮されてました。僕もAも陸上部に所属していたんですが、Aは最初はあまり足が速くはない方だったんですが、論理的に考えて、しっかり練習をし、自分をよく分析して改善点を見つけたりしていました。そしたら、最後の方は、かなり速くなっていて、僕も勝てなくなっていました。

今、振り返ってもやっぱりすごいやつだったなーと思います。

なんか「天才」に話してたのに、と途中からA語りになってしまいましたね。

友達語るの好きなので、明日も別の友達について語りたいと思います!



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