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目薬を差すのがうまいです

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マガジン

  • これからのファッションの話

最近の記事

バーチャルアイデンティティについて

メタバースがファッションに対して与えた影響について、とても面白い記事をTwitterでTLに流してくれた方がいたので英語の10,000字越えの記事ですが読みました。 そこから思ったことをつらつらと書いています 。 長い長い英文の文章なのでという人のため下記に要点をまとめました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【気になった部分だけ、要点!】 - バーチャルインフルエンサーが影響力を持って来てるよ - SNSでの加工された"完

    • バーチャルファッションが普及するまでのステップ

      タイトルが大仰なのでこの後に続く話に見合うかどうか恐縮なのですが、それは置いておいて。 下記のYoutubeでDJ RIOさんとけんすうさんの対談より、SNSの変遷と、未来予測のお話しをされております。 文字にすると、下記のようにおっしゃっています。  テキスト→写真→動画[←イマココ]→常時接続→VR こちらの対談を見る前に、大学生からZ世代に流行っている常時接続SNSのお話を聞いていたので、なんでそのサービスが流行っているのか、どう理解したらいいのかわからなかったの

      • #メタバース進化論 感想文

        本書は、今まで点で散っていたメタバースという概念を包括し、定義立て、論としてまとめることで今後の議論の土壌をつくるものだった。 ソーシャルVR国勢調査と銘打った1200人のメタバース住民からの回答を統計したデータを中心に "今、メタバースと呼ばれる世界で何が起きているのか"を解して並べて揃えて晒してやろうという意欲的な試み。 現実世界の直ぐ隣にあるにもかかわらず、果てしなく遠い異世界にあるようなメタバース。 誰にとっても共通言語である数字と、今まで起きてきた事象の丁寧な解説に

        • ~2021年までのファッションブランドのXR施策の話

          個人的な観測範囲での展開事例。 2020年がファッションにとってのXR元年で、 2021年後半~2022年以降はNFTの影響で一気に増えた印象。 ●ChromaのXR施策 - VRストア開設 (2017) ●伊勢丹、WEGOのXR施策 -バーチャルマーケット出店 (2020) >伊勢丹 >WEGO ●GUCCIのXR施策 -スニーカーのAR試着 (2019) -展開施設のバーチャルツアー開催 (2020) -AR, VR向けスニーカー発売 (2021) ●Tra

        バーチャルアイデンティティについて

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        • これからのファッションの話
          2本

        記事

          雑誌の存在意義の話

          なんで雑誌読むんだろう、から考えて だんだんと雑誌は何のためにあるのか?というところをぐるぐる考えていました。 答えのような結論をひとつ見つけたので記録までに残しておこうと思います。 入り口になった出来事としてつい最近、 仕事にて雑誌への純広として掲載する原稿データを作る機会がありました。 雑誌社でもお仕事をしていたためその経験上で入稿に足るデータであることを確認しお渡ししたのですが、お渡しの後にさらに上の解像度で求められました。 このことが疑問だったので後で答えあわせをす

          雑誌の存在意義の話

          ボクらは魔法少年の話

          ボクらは魔法少年の尊みが深いので時描く勢いで書き尽くすための怪文書。 もう、 すこすこのすこ!!!!!!!!1111111111 読んで!!!!!! まず何より作画デフォルメのデザインが秀逸過ぎるぅ〜 ユニコーンレッグ!! 顔半分が目!! まつ毛表現の処理!!! 衣装のお腹に対しての異常な愛!! 手塚治虫先生が性癖国会図書館なのは 観察眼と何がそのキャラクターを構成しているのか、という 要素の抽象化→具象化の変換工程を経た外観設計 =記号化の極端なまでの上

          ボクらは魔法少年の話

          コミュニケーション×○○が流行ってる、というお話

          netflixで配信されている話題のブラック・ミラー:バンダースナッチという作品を見ました。 ドラマなのですが視聴時間(視聴終了までに要する時間の表記)が不明です。 というのも、物語を視聴している時に選択肢が現れ、リアルタイムで物語の結末を選んで行く体験型のドラマで、それが話題になっていました。 まずは、他の分野でのコミュニケーションデザインの話をします。 食のコミュニケーションはライブクッキングやオープンキッチン、インスタ映えメニューなど 衣のコミュニケーションは二次

          コミュニケーション×○○が流行ってる、というお話

          アジアの未来、日本の未来の話

          掲題、2/27に参加したfashion studies さすてなぶるファッション004の最後に、ジェネレーションZ世代の大学生の質問(サスティナブルの事例を話す時に欧米の事例しか出ないが今後のアジアではどのようなサスティナブルの取り組みが行われその中で日本の立ち位置、役割はどのようになるか)から考えが喚起されましたためいい機会でしたので思っていたことを言語化してみました。 以下、いくつか事例を交えながらで。 昨年末、とある韓国ストリートブランドのデザイナーと話すことがあり

          アジアの未来、日本の未来の話

          レペゼンの話 1(クラブチームとブランディングとCSRと人間賛歌について)

          上記はサッカークラブブランド論を記されており、スポーツクラブチーム運営に対してのブランド概論を実際に監督を志していられる方から語られることなど、非常に意欲的な記事だと感じています。 その上で、ブランディング概念の議論を広げるのに適している内容と思いました。 記事内のブランディングのトリニティ(三位一体)要素を以下のように設定されています。   [視覚]   ⇅ ⇅ [哲学]⇆[機能] 天に視覚、左右のマトリクスに哲学と機能を置く事で「視覚」ありきとするブランディングに対して

          レペゼンの話 1(クラブチームとブランディングとCSRと人間賛歌について)

          真っ白いカンバスをみて雪原に潜む白ウサギを見るか真っ白と見るかという話

          占いなどは、自分に都合のいい内容だけを自分に都合よく受け止めるのが好きです。 今年は大殺界の最後の一年ですが悪いことがあった時にだけ大殺界のせいにすればいいか、程度に考えています。 ただ偶然が立て続けに起こると勝手に意味を見つけ出したりしてしまうのが人の性で。 昔の人が夜空の星を見てあれはクマ、その隣がそのクマを狩った英雄、わかるね、みたいな。 以下自分のことです。点と点が繋がって見えるぜ。 ・お稲荷様信仰の深い栃木県出身(殺生石伝説) ・稲荷社総本山、伏見稲荷のある京

          真っ白いカンバスをみて雪原に潜む白ウサギを見るか真っ白と見るかという話

          サードプレイスについてのお話

          昨日に続いて昔に書いた記事をリサイクルしています。 サスティナブル! 図書館の自習時間について、議論があるとの記事をみてサードプレイスの話にも繋がるかと思いとりとめなく文にします。 プライベートとしての自宅、オフィシャルとしての職場/学校、そのどちらにも属さないコミュニティとしてのサードプレイスを持つということは、 ・社会的に割り当てられた以外の居場所を持つ ・自分で自分の役割を選択する ・自分らしさと向き合う という意義があるかと思います。 渋谷CASTの住居エリアで

          サードプレイスについてのお話

          少し未来のファッションについての妄想

          少し前にまとめていた記事で妄想していたことが日本でもサービスローンチされるみたいな記事をみたので、それに伴いnoteでも公開してみます。 ファッションは今後どうなっていくのか、その一つの大きな見解に "よりひとりひとりの個人に向けてカスタマイズされていく" という視点があると思います。 大量生産から少量生産の時代へ、という視点のお話はいたるところでもされているかなと。 ・コンピューターミシンや特殊インクジェットプリンタ、衣料用のテープなどによるオーダーメイド ・古着のリメイ

          少し未来のファッションについての妄想