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東海道を歩く 10 丸子~岡部~藤枝~島田 220904

駿河路らしい明るい華やかな府中(静岡)を過ぎると丸子、岡部といった山間部のひっそりとした静かな宿が続く
丸子から岡部の間には宇津の谷峠という難所があり、蔦の細道として平安時代から知られているという
山から下って藤枝に差し掛かると明るい街並みにホッとするが、間もなく大井川の渡しを控える島田宿が控えている

6:00 丸子宿見付跡
今日はホテルの朝食を断って、コンビニサンドイッチで早めに出発
6:01 丸子下宿
6:12 鞠子宿 丁子屋
広重の浮世絵にも描かれている丁子屋は400年以上ここで、お茶屋~食事処で
地元農家産の自然薯を使ったとろろ汁が有名
6:13 丸子橋
7:08 宇津の谷峠の古道
丸子から岡部の間には宇津の谷峠という難所があります南アルプスから駿河湾につながる尾根で、鉄道は海沿いを、東名高速は海沿いの日本坂トンネルを通って、この山塊を通過していますが、東海道はまっすぐに進みます

7:30 宇津ノ谷大正のトンネル

在原業平が通った「蔦の細道」、豊臣秀吉が小田原征伐の際に整備した旧東海道の峠越えルート、明治になって交通・物流の増加に伴って作られた「明治のトンネル」、
自動車の普及に伴って作られた「大正のトンネル」今でも普通に使われている
戦後の高度成長期の交通量に伴い、片側1車線の「昭和のトンネル」がつくられたが、
さらに岡部バイパス建設の際に「平成のトンネル」が作られ、
片道2車線の国道1号線の大動脈としての役割を果たしている
7:35 宇津ノ谷「大正トンネル」を通過中
こちらは「明治のトンネル」 さすがに雰囲気がある …てか、かなり怖い
宇津の谷峠から下って岡部に差し掛かるとさすがにホッとする 立派な松は、東海道の印
8:21 落ち着いた雰囲気の岡部宿
9:01 大旅籠 柏屋
9:11 岡部宿の資料館
営業時間前でしたが、ご厚意で見学
9:06  本陣址
大名行列は、食料・料理人とも持ち込みだったそうです
9:41 朝比奈川を越える
9:42
10:05 青山八幡宮
「前九年の役」で奥羽に向かう源頼義、源義家が、東北征伐祈願のため創建したと云われる
10:34 藤枝市街に入り200Kmの道標
今日は黒の長袖で出発したが、さすがにこの辺りまで来ると暑かった
10:48 瀬戸川
11時前に30度を超えたのでかなりキツくなってきたが、目標の島田宿まではもう少しだ
11:30 島田宿の大井神社 次回の大井川越えの安全を祈願して(笑)本日はここで終了

本日の行程(丸子~岡部~藤枝~島田):23.1㎞            220904

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