見出し画像

2019年参加イベント振り返り②

どうも、岡田です。
これ書くちょっと前に人生で初めて渋谷のスクランブル交差点歩きました。楽しかったです。

さて、今回は2019年参加イベント振り返りその2です。

◼️全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI 

画像1

「国体種目にeスポーツが追加された」
これは2019年のeスポーツの大きなトピックと言って良い出来事だったかと思いますが、それがこの全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI 。
一応「文化プログラム」ということで、厳密に言えば所謂国体とは別の日に別の場所で開催されましたが、それでも各都道府県のeスポーツ代表選手が集まって対決するというのは、日本では過去に無いほど規模の大きな大会です。

イベントの流れは

各都道府県別のタイムアタック大会
(期間1カ月。上位20名進出)

各都道府県別の代表決定レース
(上位2名進出)

茨城国体本選
(47チーム+開催地茨城1チームの48チームを4ブロックに分け、各上位3チームがファイナルレース進出)

となります。
これ、本選の1カ月前に知りましたが、本選は代表選手2名によるチーム戦で、10周あるレースで1人最低3周以上走りドライバー交代して競います。
また、タイヤをハードとミディアムの2種類使わないといけないルールもあります。
なので個人ではなく、同じ都道府県の相方の能力やコンビネーションも勝つための要素になるイベントでした。

画像2

都道府県別のタイムアタックは京都府で1位で通過。
なので京都府代表としての出場はマストという目標を持って臨んだ都道府県別代表決定レースですが、振り返ったらコレが今年一番緊張してたかもしれないです
イケそうなレース程緊張しちゃいますね~

結果的には願った通りの波乱の無い結果になり、タイムアタックの結果通りに僕と井関選手が京都府の代表に決まりました。

画像3

「チーム京都府」のチームメイトになったdodoria-takuこと井関選手ですが、今回初めましてという訳ではなく、GT6の時代から一緒にレースをする事もあってお互いに知ってる存在でした。
一言で言えば天然で面白いキャラクターのプレイヤーです。
GTのプレイヤーとしてはどちらかと言えば1発の速さが光るタイプで、スピン癖がある所が玉に瑕って感じです(Twitterで#dodoriatakuで検索するとちょっと面白いです)。

京都府代表になりましたので目指せ優勝❗と言いたい所ですが、選抜された面子を見ると代表2人とも世界大会に出場してるような人が揃ってる所もいくつかありましたので、現実的にはブロック戦突破が目指せる目標かなと思ってました。

画像5

迎えた2019年10月5日。
茨城国体グランツーリスモ部門のブロック戦が始まりました。
京都府はDブロック。スタートは都道府県別オンラインタイムアタックの結果から3番手スタートです。
上位3チームがファイナルレースに出場できるため、そのままの位置をキープできれば進出できる絶好のスタート位置。

同じDブロックの中で2番手スタートの埼玉県は、プレイヤーの実力や選んだ車からして一つ抜き出てるかなという予想で、トップスタートの香川県・後方4番手スタートの滋賀県と争い、上手くいって3位や2位で通過できる算段でした。
また選んだ車が「僕がAMG得意で、井関選手がGT-R苦手」という理由でAMGを選択しており、多数いるGT-Rに対しAMGが勝る(と思ってる)タイヤ持ちを生かすためアンダーカット作戦を考えてました。
その為スタートをハードタイヤで井関選手、最低周回数の3周をこなした後7周僕がミディアムタイヤで走る手筈でいきました。

レースが始まるとトップ2がミディアムタイヤで逃げ、3番手の僕らが後方を蓋する展開になりました。
3周井関選手走り、僕に変わったタイミングで7番手くらいまで下がってしまいましたが、ハードスタートなのでこれは想定内。

画像5

しかし僕が予想外だったのが、4番手スタートの滋賀県が僕らと全く同じ作戦だったことです。
てっきりミディアムスタートだと思ってて、井関選手がハードで蓋して損させるつもりだったのですが...
また交代して出てきた滋賀のエースはFIAGTCワールドツアーパリでマニュファクチャラーズ世界チャンピオンになってる今井選手です。
僕に交代し、この今井選手と事実上の3番手を争ってると思ってるので、それはそれは必死にやりましたよ😅
お互いにそんな状況ですのでコツコツ当たりながらのバトルしてましたが、全車ピットに入った7周目に異変を感じます。
4番手までしか浮上しなかったんです。

え、滋賀と3番手争いしてたんちゃうの...?
どこが上がってきたん...?

よく見たら3番手に福島県チームが浮上してました。
福島県は10位スタートながらミディアムタイヤスタートで、ハードタイヤ勢のブロックを上手くかわしながら知らない間に順位を上げていたのです。

完全な伏兵の出現。
とりあえず混乱しながらもその時点で前にいた滋賀県とのバトルをやめ、2台で福島県を追うよう切り替えました。
福島県は今ハードタイヤを履いているので、ミディアムを履く僕ら2台の方がペースは良いはず。
しかし次は滋賀県チームがスプーンカーブでスピンを喫します。
これで使えると思ってたスリップの恩恵無しに福島県を追わないといけなくなりました。

画像6

結末としては最終ラップで2秒くらいあった差を画像の差まで縮めましたが、万事休す。4位。
本当に目の前でファイナルレースの出場権を逃してしまいました。

これはですね、ポルシェ大会の時と同じくらい、でもまた別の悔しさ溢れるレースでした。
今回はチーム戦でしたが、1番通過ということで基本的に京都府チームの作戦は僕が決めていました。
なので「本当にハードでスタートすべきだったのか」とか「滋賀県チームばかりに気を取られてバトルしてロスしたのはどうなんだ」とか「AMGに逃げず速いと最初から言われてたGT-Rで練習すべきだったのでは」とか、とにかく後悔が多かったです。
まあタラレバ言っても仕方なくて、逆に自分達が10位スタートだったら福島県チームみたいに3位まで上がれたのかと考えると、実力が足りてなかったというだけですが...悔しい!

画像7

悔しかったので、その夜は敗退者を集めて飲み、翌日は決勝戦で悔しい思いした勢と飲み、その次の日も飲みました。
ビールは全てを解決してくれますね。

この茨城国体ですが、やはり国体ということであまりeスポーツに詳しくない人でも出場者は凄いという認識をされることが多かったように思います。
今まではあまり日の目を見なかった方も、地元のeスポーツイベントのゲストとして呼ばれる機会があったという方もいるのではないでしょうか。
まあ、京都府にはそんなイベント無くて僕ら2人は代表だからと特に恩恵はなかったですが・・・笑
また少年の部があったりして、今まではオフラインの大会に参加する機会がなかった方も参加する楽しみを感じることが出来たイベントだったのではないかなと思います。
来年の国体eスポーツ種目には今のところグランツーリスモは入ってませんが、入ることがあればまた京都府代表で出て今年のリベンジといきたいですね!
(ポルシェと書いてること同じだな)

◼️Fukui e-sports Festival

画像8

茨城国体のオフライン代表決定戦と本選の間にあった福井県のeスポーツイベントが福井eスポーツフェスティバル(以下FeF)です。
所属していた道場レーシングが福井県のチームなので、そのようなイベントが福井県にありグランツーリスモの種目もあるということで参加してきました。

イベントの雰囲気は本当にショッピングモールの興行イベントという感じで、これまで書いたeスポーツ大会に比べるとかなり緩く楽しめるイベントでした。
そんな大会にチームの帽子やTシャツを着け、チームオーナーの道場さんまで着いてきてもらってしまったので、なんか凄い人来たみたいな感じになり、自分の番が来るまで解説してくださいとか言われる流れに...汗

画像9

福井県代表選手がライバルのレースで、当然ながら楽なレースではなかったのですが、なんとか勝てて人生初?のトロフィーもらって嬉しかったです。
まあそれより、なんか目立ってしまった上にチームオーナーの目の前で負けたら大変な雰囲気でしたので、ホッとしたかな...w
ちなみにeモータースポーツの大会で優勝...というか表彰台獲得したのは今のところコレが唯一です。
もっと頑張りましょう。

国体の話でかなり長くなりましたので、今回はここまでですかね~
以降もイベントの感想は「悔しかった」が続きますので、ご了承下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?