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S耐2023 Rd.2富士24時間レース

どうも、岡田です。
スーパー耐久のハイライトと言える1戦、富士24時間レースが終了しました。
いや~、長いレースウィークでした😂

今回我々39号車「エアバスターWINMAX RC350 TWS」は、ST-3クラス予選4番手からスタートし、途中駆動系からのオイル漏れがあってピットインする場面があったものの、最終的に2位フィニッシュ。
チームメイトの38号車が優勝し、TRACY SPORTS with DELTAとしては悲願の富士24時間レース初優勝と共に、1ー2達成という結果をもたらすことが出来ました!

■タイヤがブリヂストンスリックに!

今回のレースの大きな要素として、タイヤがこれまでのハンコックからブリヂストン(BS)に銘柄が変更となりました。
ST-3クラスを含む大半のクラスは、先月の富士テストでBSタイヤを履くことが出来ておらず、レースウィーク初日の水曜日が初走行という状況。

このBSタイヤ、めっちゃくちゃ良いです。
グランツーリスモ的に言えば、スポーツソフトタイヤからレーシングハードタイヤになったような感じで、何も怖くなくなりました(笑)

僕は新品で走っていませんが、タイムの推移をみる感じ、予選一発のピークグリップはハンコックと大きく変わら無さそうですが、その性能が1時間くらい走ってもある程度持続してます。
ハンコックの時にあった、内圧上がってないのに表面だけ熱をもってヘロヘロになっちゃうようなこともありませんでした。

セッション毎に車載を確認し、38・39メンバーで感触の共有も

多少好みの分かれもあるみたいですが、僕はこのBSタイヤのフィーリングが凄く良く感じて、走りだしから今まで感じられなかった手応えがあり、自信をもってレースに臨むことが出来ました。

しかし当然ながら、ライバルも同じタイヤになったので手強いことに変わりなく、予選は今回の助っ人ドライバー・安井選手と、チン先輩が担当し良いアタックを決めてくれたもののクラス4番手と、少しライバルに対して速さ勝負は厳しい印象を受けた予選となりました。

■ピットウォークではたくさんの人が!

今回も絶好調で演説しまくるチン先輩

決勝日朝に行われたピットウォークでは、「エアバスター特注ハイチュウ」や「エクセディうちわ」など配布し、たくさんのお客様がピットに来てくれました!
いつも通りチン先輩のエアバスター演説が始まり、38号車・39号車メンバーがそれに続いてとりあえず大きい声を出すもんで、多分全ピットで一番うるさいピットになることが出来たと思います(笑)

今月初めにスーパーGTスポット参戦を果たした眞田君は、このピットウォークで喉を使い切り、以後ゾンビみたいな声しか出せなくなりました。

また、併催となるロードスターカップスタート前には、昨年に続き「イナトミガレージ」出身のS耐ドライバーで集合写真📷
スーツの色は変わりましたが、またこうして皆でレーシングドライバーの立場で並べたことを嬉しく思います。

しかも、キャンギャルさん付きで(笑)

左から藤原さん・真哉さん・岡田・眞田君・チン先輩・安井さん

5/27の15時より、いよいよ24時間レースがスタート!
眞田君・チン先輩・岡田に、今回助っ人の真哉さん・安井さん・藤原さんを含めた6人で戦います!

■序盤に2番手へ!

スタートドライバーはチン先輩が担当。
クラス4番手からスタートし、3番手スタートの16号車フェアレディZと共に2番手スタートの38号車を抜くと、トップスタートの15号車も抜いて2番手へ。
赤い岡部自動車さんのフェアレディZとのトップ争いとなります。

レース1時間20分経過時点で39号車はピットイン。
チン先輩から僕にドライバーチェンジ。タイヤは無交換を選択してコースへ。
暫くすると後にピットインし、コースインしてくる16号車と1コーナーで並んで一瞬トップに立ちましたが、ニュータイヤであることとZの速さに無理はできず、翌周のホームストレートで抜かれて差を広げられてしまいました。

それでも淡々と、トップ16号車を除くST-3クラスの車両はほぼ横ばいのタイムで周回し、2番手のままピットに戻って安井選手に交代。
ペースが上がった15号車フェアレディZが追い上げてきて、3番手で花火が上がるナイトセッションに突入していきます。

■夜明けにトラブル発生

ドアノブを掴むモーションが激しいチン先輩

夜中のスティントはチームのリーダー的存在のチン先輩と、GTドライバー・眞田くんを中心に回していく作戦に。
レース経過6時間頃に大きなクラッシュで長いSCが入り、そのタイミングで10分間のメンテナンスタイムを消化していきます。

岡部自動車さんのフェアレディZがとにかく速く、1ー2体制となっていましたが、15号車が25号車フェアレディZとの接触でフロント部を破損し、修復を行うことになって39号車は再び2位となります。

午前3時半ごろに起こった86号車の大クラッシュで、約1時間半の赤旗中断も経て迎えた夜明け頃…。
チン先輩がドライブするRC350から僅かに白煙が上がっており、チン先輩からも「ギアオイルの匂いがする」という無線が。

早めの判断で39号車はガレージインし、オイル漏れの修復作業を行うことに。
メンテナンスタイムを先に消化していたことで作業時間のロスは免れませんが、チームの素早いトラブルシューティングでロスを15分に抑え、再びコースへ。

この時点でトップは15号車フェアレディZ、2番手にチームメイトの38号車、3番手に我々39号車という順位となります。

その後の6時半ごろのスティントを担当。
マシンの調子は良く、チームから燃費稼ぎとブレーキ温存の目的でコースト走行の指示がありましたが、先日のiRacing富士24時間レースでも同じことをしていたこともあって、違和感なくコースト走行をすることが出来ました。

想定より燃費良く走れちゃいました😆

このまま3番手フィニッシュか…?
と思われた残り1時間、トップを走行していた16号車がストップし、38号車がトップ、39号車が2位というオーダーに代わりました。

そして5/28の15時。
長い長い24時間レースにチェッカーフラッグが振られ、我々の39号車はST-3クラス2位という結果を持ち帰ることが出来ました。

正直なことを言うと、同じ車・同じチームで最大のライバルと言える38号車にシーズン優勝を先に、しかも富士24時間レースで獲られてしまったのは悔しいの一言に尽きますが…

同時に一緒にやってきている仲間でもあるので、祝福を込めて38号車の石森君には溺れてしまえと言わんばかりにシャンパンぶっかけてやりました。

38号車のみんな、本当におめでとう!

何より、今まで富士24時間レースでの優勝が無かったTRACY SPORTS with DELTAに、ST-3クラス1ー2達成という結果に貢献できたことが嬉しいです。

最高の車とチームとチームメイト、そしてサポートいただいてる方々の元で走れてることに感謝して、次のオートポリスこそは僕たち39号車の番だと強く思って、次のレースに臨みます。

応援頂いた皆様、ありがとうございました!😆

最後になりますが、今年実車レースに参戦するにあたり、一緒に戦っていただけるスポンサー様を募集しています!

eモータースポーツが他のeスポーツと決定的に違うのが、リアルとバーチャルの境界線の無さです。
リアルとバーチャル、両方からモータースポーツに挑戦することで、eモータースポーツからリアルへ、そしてリアルからeモータースポーツへ繋げることができる存在になる為活動しています。

画面の中と外、両方からのモータースポーツの盛り上げに共に挑戦して頂ける方からのご連絡、お待ちしております。

apex_maximum@yahoo.co.jp
又はTwitter @M_Okada524 DM

今回は以上!
岡田

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