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S耐2023 Rd.6 岡山3時間レース

どうも、岡田です。
今回は先日、岡山国際サーキットにて行われた、S耐Rd.6岡山のレースレポートです。
更新がレースから一週間掛かってしまいました…すみません。

ホントに沢山、39号車への応援をして頂いてる方がいますし、チャンピオンシップのポイント争いのことを考えてもポールtoウィン、最低優勝が欲しかったレースだったのですが、結果としてはクラス最下位の4位。

最終戦での逆転チャンピオンは厳しくなる、かなり辛いレースとなってしまいました。

■セットアップ変更など細かな調整も

今期ST-3クラスはレースの度にポールポジション・優勝車が変わる激戦模様で、Rd.5終了時点でトップ38号車に対し3pts差で15号車Z、そして7pts差で我々の39号車という状況でした。

岡山戦はST-3にとってシリーズ唯一の3時間レースということで、獲得できるポイントは少ないものの、これだけの僅差だと当然このレースの成績が響きますし、何ならポール獲得で獲れる2ptsも重要になってきます。

ここは必ず獲ろう!と、ドライバーの3人で岡山戦に向けての相談も重ね、シムでのトレーニングもし、車両のセットアップに関してもエンジニアさんとリモートで事前に木曜日からのランプランを組むなど、これまで以上に準備をしてきました。

その甲斐もあり、3人共好印象なフィーリングを感じられるセット変更も行って、木曜・金曜はクラストップタイムを順当にマークし手応えを感じていたのですが…。

予選結果はランキングトップの38号車がポールを獲得し、2番手に39号車が着けることに。
貴重なポールポイント2ptsを与えてしまい、一層厳しい展開となりました。

■今季初のスタートを担当

今回のスタートは岡田が担当。
3時間レースとなりますが、S耐のルール上Aドライバーは60分の走行義務時間があり、前半でアクシデントなどによりFCYが発動した際に対応できるよう、BかCドライバーがスタートを担当するのが定石の作戦となっています。

TRACY SPORTS with DELTAの2台のRC350が先陣を切ってレースがスタート。
3時間レースではグループ分けされており、グループ2では我々のST-3クラスが最も速い車となっています。

グループ2のレースは8:30スタートとかなり早く、早朝の岡山は気温が10度前後と低かったため、タイヤのウォームアップが重要でした。

スタートしてから徐々に鶴賀選手の乗るRC350に離されてしまいました。
ベストラップが特段遅かった訳ではないので、タイヤの暖め方が甘かったと反省。

ここで38号車にしっかり着いていくのがスタート担当の役目だったのですが、それができず、15号車Zにも抜かれてしまったのは情けなかったです。

スタートからおよそ20分で1度目のピットイン。
岡田から眞田選手へドライバーチェンジします。

■給油中のトラブル発生で後退…

セカンドスティントの眞田選手が約80分を走行し、終盤には2番手を走る15号車Zの背後につけて、最終スティントのチン先輩(伊藤選手)に繋ぐピットインを行いますが…

給油を完了し、これからコースへ向かおうとする39号車ですが、S耐TVの中継には後端から燃料を噴き出している姿が。

一旦は出発してしまいますが、すぐに異変に気付いたクルーと伊藤選手がマシンを止め、手押しで再びピットへ。

給油口のリグのオーリングが起因のトラブルで燃料を噴き出してしまいました。
復帰と修復に約2分掛かってしまい、アンセーフリリースのペナルティも重なって、Rd.6岡山のリザルトはST-3クラス最下位の4位。

Rd.6終了時点S耐ST-3ポイントランキング
1. No.38 ヒグチロジスティクスサービス RC350 TWS 121.5pts
2. No.15 岡部自動車フェアレディZ34 111.5pts -10pts
3. No.39 エアバスター WINMAX RC350 TWS 102.5pts -19pts
4. No.16 岡部自動車フェアレディZ34 98pts -23.5pts
5. No.25 raffinée 日産メカニックチャレンジ Z 74pts -47.5pts

優勝はチームメイトの38号車が勝ち取り、ポイント差も広がる結果に。
次回の富士4時間レースはポイントが1.5倍で5時間レースと同様のポイント配分となりますが、19ポイント差は実力を出し切るだけでなく、運も何もかもを味方に付けないとひっくり返せない差です。

表彰式と時間が重なっていた岡山のピットウォーク。
ST-3クラスでピットウォークでドライバーが出ていたのは39号車だけでした。
いつものように沢山のお客さんがピットに来てくれて、ステッカーを受け取ってくれたりサインを求めて頂いたりして、非常に嬉しかったのですが、本当に見せたかったのは表彰台の一番上に立っている姿です。

この悔しさを忘れず、最終戦の富士でぶつけます。
応援ありがとうございました。

岡田

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