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ビジモ委員会はどうやって進行管理をやっているのか?!

こんにちは。絶賛繁忙期につき、久々の投稿のきゃんべです。

最初にビジモ委員会で40名超で図解を手分けしてやっているって聞いたときにまず私に思い浮かんだ疑問は「どうやってやってんの?」でした。

だって、こちとら会社員時代に、同じ会社の中でだって共有サーバーの上で、誰かが大事なマスターデータいじって「ぎゃああああ」ということをよく経験したわけですよ。ましてや、日々顔を合わさないリモートな人たち(2週間に1度の会議で会うとはいえ)がどうやって一つのワークを完遂させるの??ってそりゃあ疑問ですよ。

関わる人が多ければ多いほど、仕組みをちゃんとしていないと絶対破綻する…
と思っていたのですが、なんと素晴らしい仕組みがすでに採用されていました。

1.データはグーグルドライブで管理

こういう感じで全てのデータを共有しています。

フォルダを開くとこんな感じ。すげえな…(ため息)

さらに開くと、こんな感じで、修正を加えられた歴代のファイルが格納されております。

2.進行管理はTrello

trello(トレロ)ってなんぞや?昭和生まれのおばちゃんは知りませんでしたよ。
世界に名だたるトヨタ自動車が「かんばん方式」という在庫管理システムを採用していることは有名です。

かんばん方式については、トヨタの子供向けホームページで以下のような説明を見つけたのでご紹介↓

トヨタ自動車ではなるべく効率良く生産するために、「トヨタ生産方式」をとっています。これは、よいクルマをより安く、はやくお客様にお届けするために、あらゆるムダをてっ底的になくすことをめざしている方法です。
その1つに「必要なものを必要な時に必要なだけつくって運ぶ」という仕組みがあり、それを実行する道具として「かんばん」というものを使っています。この「かんばん」にはいつ、どこで、何が、どれだけ使われたかが書いてあるカードです。部品箱1つ1つに「かんばん」がついていて、部品を1つ使うと「かんばん」をはずします。組み立て工場では定期的にこのはずされた「かんばん」を回収して部品工場へ届けます。部品工場の人は、「かんばん」に書かれた数の部品をつくります。こうすることにより、部品工場はつくり過ぎのムダがなくなり、組み立て工場は使わない部品を置くスペースのムダがなくなるんですよ。
現在は、電子化された「かんばん」データを、協力会社へ送る方法を行っています。電子データをすぐにやりとりできるので、とても便利になりました。

こども質問コーナー 「かんばん方式とは何ですか?」

Trelloでは、このかんばんにヒントを得て、今進めている案件をリスト化してカードで管理し、「作業中」「レビュー待ち」「公開済み」などに移動させていって今なにがどこまで進んでいるかを一目瞭然にするんだそうです。

こんなかんじ。並ぶとすごいな・・・

各かんばんを開くと、こんな感じで、今どこまでなにがどうなっているか、誰がどんなコメントを残したか……などがわかります。

3.連絡事項・会話はSlack

で、今話題のSlack(スラックと読む)ですよ。よく聞くけどなんぞや?と思っていたのですが、話題ごとに部屋があるおしゃべりルームのようなもので、general(みんな見てね〜)とか、random(給湯室での世間話)とか、report(レポート班が主体)とか、テーマごとに連絡事項を受発信するツールです。

これは、reportチャンネルの会話の様子です。読んだ人がリアクションを残したり、コメントをしたりしています。

というわけで、全て無料のオンラインツールを駆使し、ビジモ図解は大勢の人々に分業されているのでした。

私事ですが3歳と0歳児抱えたお母ちゃんである私。これだけの仕組みがあれば、会社行かなくてもなんとかなるやん?と純粋に思いますし、こんな離脱リスクが高い私でもなんとかキャッチアップできてるんですよね。やはり、仕組み。仕組みは大事。うまくいかなければ人を憎むな仕組みを憎め。

というわけで、素晴らしい仕組み、紹介させていただきます。


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