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大地と宇宙と、再接続を感じたリトリート

ティック・ナット・ハンの優しさに触れてから、絶対にプラムヴィレッジにいつか行こうと思っていた。

そして今回、タイのお正月と重なったリトリートを受けにいってきました。

一言で言えば、とってもよかったです!!w

マインドフルネスの意味がやっとわかったような、、、w w


一言で言うのはとても難しいですが、主に繋がりが少し深まった気がします。
*この宇宙との繋がり。
*ご先祖や日本という大地との繋がり

もう少し詳細を書くと、

宇宙との繋がりは、一人の参加者が”孤独感・孤立感はどうしたらいいか”という質問から始まりました。

その時ちょうど私の中にもものすごいたくさんの孤立感(誰とも繋がっていない感覚)が込み上がってきていました。

彼の質問に対して答えたのが、一人のお坊さん。
彼の答えはこうでした。

「人間同士の関係はとても壊れやすい。なぜなら人の感情や考えはやってきては消えてゆく移りゆくものだから。だからそれにしがみつくと期待してしまい、怒りや悲しみの原因になる。だけど、この宇宙のあらゆるもの(自然界のものたち)はいつもここにある。風や火、月や酸素、水や大地はいつも、私たちがどんな感情であろうとも、いつもここにいて支えてくれている。そのことを私たちは忘れてしまっている。」

これを聞いてすぐに、呼吸をした。
空気を吸う感覚。
その時初めて見えないけどいつも存在してくれている呼吸のことを感じた。
鼻に入ってくる空気の感覚。

宇宙がいつもサポートしてくれている。

頭ではわかっていたような気がする、何度も本では読んでいたし。
過去に何度も感じようとしたこともある。
だけど、私の心にはたくさんの感情が溜まっていて、それに意識を向けるスペースがなかったような気がする。

だから、息を吸って空気を感じた時、
あーいつもここにいてくれたんだねって。
なんか自分のことばかりで気づけなかった申し訳なさ(だって空気があるから生きていられるわけだし)と、古い友達に会えたような嬉しさが一気に込み上げてきて肩の力が少し抜けた。

大切なものはいつも今ここに。


そしてもう一つ、
「Touching the Earth」をしていた時のこと、
体を伏せて大地に拝む。

その時、なんだか日本のご先祖様や日本という大地と少しだけ繋がってきた感覚がしました。

タイへ来る前、
徳島で藍染や着付け、蕎麦打ち体験をしたりしていた時も、今まで日本の文化などを体験しなかったなって。ただ行くだけで、あまり誰とも交流せずに過ごしていた。でもこーして自分の体を使って”体験”することってやっぱり大切。てかこれしかないのだと思う。


結論を言うと(笑)、

その時やりたいことをやる!w

私は家庭が嫌いだったし日本が嫌いだったから、日本、日本人としての両方からの繋がりを絶ってしまっていたんだと思う。

繋がるためには、まず感情を出してゆく(自分で気づいてゆく)作業が必要だった。

その時に日本文化に触れても入ってこなかったからやっぱりタイミング。

でもこれはあくまでも私の体験だから、自分の感覚を信じてどんどん動いてみてほしいと思う。

これを書いてみてわかったというか腑に落ちてきたことがある。

”全ては自然と起こっている。”
という中野さん(だけではないけど)の言葉。

感情がやってきては消えてゆくように、
物事も必要なことが起きているだけ。

それに乗っかるか、俯瞰してみていくか、、チョイスはある。
でもその時には確かに、そのチョイスしかできなかった。
自分で選んでいるのか、させられているのか、、、

そしてそして、
世界中に同じように悩んでいたり感じていたりする仲間がいるってこと。

今回世界中からの仲間と同じ時間を共にできて、シェアできて世界をぐんと近くに感じれた気がする。


そして最後にイタリア人の仲間が言っていたこと。
「ティックナットハンのしてきたことなどの写真や歴史を読んでいたら涙があふれてきた。」

喋ってもいないのに人の心をこんなにも緩めれる人。

私もいつか彼にようになりたい、、、!!!へへ

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