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メリークリスマス


稲刈りが終わったたんぼの中にぽつんと納屋

メリークリスマスです。メリーってなんだろうと思って調べてみたら楽しげとか陽気なみたいな意味だそうで。
さらにはメリークリスマスって言うとやっぱりちゃんとキリスト様のご誕生をお祝いすることになるから、宗教の枠組みを取り払う意識がある場合はハッピーホリデーって言うのが無難と。
特にクリスマスに縁のある人生ではなかったけどスーパーが飾り付けられてクリスマスの歌が流れると楽しげな気持ちになります。余計な買い物もしてしまいます。

壁の緑がかった色と窓の紺色を組み合わせたくて描いた絵です。
楽しげではない

最近は仕事の後に絵を描く気力が減っていて、それでもどうにか描こうとするのですが、技術もセンスも面白さもないと凹むばかりです。なんで性懲りも無く平面の表現にこだわっているんだろう。普段の仕事に情熱を注ぐのが大人としてあるべき姿なのではとも思います。
目標とする公募とかイラストレーションが載る媒体が明確にあればいいんでしょうけど、それも決められない。
描くことがただ楽しいというわけでもなく、何を描きたいか考えて、何も出てこなくて絶望したり。むりくり下絵を描いてみて、その下手さに絶望していたり。
水彩、木版、シルク、ガッシュ、デジタルなど技法も定まらず。
でも色が重なって別の色になったり、絵の具のかすれが思ってもない形を表した時とか、滲んでグラデーションになったりとか好きな瞬間はあります。

小松菜

モチーフや情景を選ぶときにも好みはあって、派手じゃないけどよくみたらとっても綺麗じゃないかみたいな発見が好きです。野菜も街とか田畑も、鳥も通行人も。こんなに綺麗なものに囲まれて、お金がなくても見放題とは贅沢な。と、余裕がある時は思えます。
メリー感は出せないけれど、薄いだし汁くらいの味わいを目指そうかなと、この記事を書いていて思いました。


天然のオーナメントみたい。葉っぱがない冬を楽しくさせてやろうというサービス精神を持っている気さえする。味はあんまり好きになれない。

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