眼鏡が好きなのかはたまた私が愛するものは

個人として装着するものとしては、正直なところ眼鏡は嫌いだ。運動する上では相当に邪魔くさいし、目元に汗をかくとだるい。激しいモッシュやダイブで吹き飛ばされそうだし、運転するときも端の方は視力の矯正ができないので頭を大きく動かさないといけなくなる。

コンタクトレンズの利便性に比べるとどうしても眼鏡では追いつけない部分が多々ある。

とはいえだ、最近眼鏡というものの存在がどうにも無視できなくなってきたのである。とりわけ、眼鏡をつけた女性という存在である。

どうにもこうにも、眼鏡をかけた女性が魅力的に見えてしまう。普段はなんとも思っていなかったのに、たまたま運転中に眼鏡を付けているのを見かけてしまってからその姿が頭から離れない。

眼鏡に魅力があるのだろうか、はたまたメガネを付けた女性というピンポイントな性癖とでも言うのだろうか。

眼鏡フェチという言葉があるように、そういった一つの文化としてすでに存在はする。ではわたしはメガネフェチなのだろうか、フェチズムを感じるようになってしまったのだろうか。

メガネフェチを分解すると、単純にメガネを装着した女性というだけでなく、普段は眼鏡をしていないのにたまにメガネを付けた瞬間とのギャップにやられる、いわゆるギャップ萌えともいわれるものも存在する。もしかしたらわたしは眼鏡フェチというよりもこのギャップ萌えなのだろうかと考えることもある。

ギャグ漫画などでメガネキャラに対して眼鏡を本体とするようないじり方がある。その是非だとかはどうでもいいのだけれど、はたして自分はメガネフェチなのかギャップ萌えなのか、あるいは眼鏡そのものに魅力を感じているのだろうか。

前述したように、矯正器具としての眼鏡は嫌いだ。でも、装飾品としての眼鏡はどうだろうか。

いわゆるダテメガネというものもある。度の入っていないレンズを使ったメガネのことで、これは装飾品でありすなわちオシャレである。

視力を補うものでありながらオシャレでもある。ここがいいんじゃないんだろうか。

伊達メガネではない視力を補助するための眼鏡でも当然デザインは気にする、要するに伊達メガネではなくてもオシャレではあるということだ。

眼鏡自身におしゃれアイテムとして人を魅力的にする効果があるのであれば、眼鏡を付けた女性が魅力的に感じるのは納得だ、ギャップ萌えだとかそんなものではなく、眼鏡をつけることで魅力はたしかに増すのである。

もちろんこういったものは個人の趣味趣向でもあるのだから普遍的なものとしては語れないだろうけど、少なくとも自分にとってはという答えはこれで見つけられたのではないだろうか。うむ。

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