なにをするにしてもつい顔を出しちゃう、心の根っこの方にあるオタクの本性。

こうなんというのかな、ハマるものはまぁなんでもよくって、いわゆるオタク趣味と呼ばれるアニメや漫画とかだけじゃなくって、あるいはジャニーズだとかのアイドルだけにも限らず、例えばプロ野球だったりとかね、ハマるとつい突き詰めていきたくなっちゃうというもの。

アニメにハマると例えば監督単位でアニメを見るようになったり、あるいは声優で選んだり。クールごとの新作アニメをチェックして、切るかどうか考えたりどこまで視聴するかを決めたり。自分がジャニーズにハマった時は、関ジャニから始まってデビュー組を一通り漁った後はジュニアも覗いてみたり。

プロ野球にハマった時もそうで、テレビで試合を観たり現地に観戦に行ったり、過去のレジェンドの成績を見漁ったりMLBを観るようになったりセイバーメトリクスにも興味を持つようになったり。

どんなものもハマりだすと再現がないもので、オタク系の趣味かどうかに限らずにオタク的なハマり方をしてしまうんですよね。

これってもうね、オタク趣味にハマるからオタクになるんじゃなくって、心の中がオタクだから、ハマったらもうそれのオタクになってしまうというか。

もうね、根っからのオタクなんですよね、根本がオタク。そうしてオタクがオタク趣味を重ねていくことで自分のなかに積み上がっていくものがあって、それが自分の人生の楽しみとなっていくのかなって思います。

ゲームもアニメも漫画も音楽もアイドルもスポーツでも、なんでもかんでも思いっきりのめり込んで楽しめれたらそれだけで生きるのが楽しくなると思うんです。オタクは楽しく生きるのが上手。

そういう意味ではさ、オタクって生まれたら死ぬまでずっとオタクなんだよなぁ、年をとったら趣味が変わることもあるだろうけど、でもその新しい趣味のオタクになってしまうんだろう。オタクは死ぬまでオタク、程度の差はあれど優劣はないし、楽しめるように楽しんだものがちなのです。好きなように楽しんだ人こそが優勝です。