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感謝の気持ちを忘れない

こんばんは!
今日も一日お疲れ様でした😃

今朝、私はバスで出勤中、思わず寝落ちしてしまい、隣の席に座っていたお兄さんがトントンと私の肩を優しい表情で少々苦笑いしながら起こしてくれました💧
恥ずかしかったし申し訳なかったです💦
幸い降りるバス停が終点だったからよかったものの、起こしてくださり感謝でした💦
お兄さん、ありがとうございました!

さて、今回はタイトルにもしていますが、

「感謝の気持ちを忘れない」

ということについてお話したいと思います。

これは、4年前に亡くなった祖父が常に口にしていた事です。

私の祖父は若い頃、仕事中の事故が原因で両目を失明してしまいました。
なので私のことや母のこと、私の弟や妹といった孫達のことは声でしか知りません。父のことも、姿は3〜4歳くらいまでの頃の姿しか記憶になかったそうです。

そんな大きなハンディキャップを持った祖父でしたが、いつも明るくて食欲も旺盛!好き嫌いは全くなく、お酒も飲めるし、90歳を過ぎてもピザやケーキやステーキ等のガッツリ系な食べ物やデザートも何でもたいらげていたほどでした。

ある日、祖父がこんな話をしてくれました。

「ワシはな、こうして今生きていられるのはたくさんの人達の助けがあったからや。だからはワシはみんなに感謝感激しとるんじゃ。だからな、人への感謝の気持ちは絶対忘れたらいかんのじゃ。」

後日父から聞いたのですが、祖父は仕事仲間の作業ミスが原因で目にハンディキャップを抱える事になってしまったにも関わらず、加害者の人を責めるような発言は一度もしたことがなかったそうです。
それどころか、いつも一緒に支えてくれる人達に「ありがとうのぅ〜!」と感謝の気持ちを言葉にして伝えていました。そんな祖父の姿に、私は感動したと同時に、周りへの感謝の気持ちというのは、決して忘れてはいけない事だと強く感じました。

祖父は93歳で亡くなりましたが、お通夜や葬儀の時も、故人の希望で暗い湿っぽい雰囲気にしたくないと、祖父の大好きな曲をかけたりしたこともあってか、不思議と笑顔の溢れる式になりました。葬儀の前に身内で写真を撮ったのですが、みんな笑顔だったんです。これも祖父のおかげだったのかもしれません。
さすがに出棺前に棺にお花を入れる時や火葬の前は涙が止まりませんでしたが…。

祖父からの教えは一生大切にいきたいですし、私自身の座右の銘にもなりました。
どんなに小さなことでもいいので、感謝の気持ちを持てたら。それはとても幸せなことなのかもしれません。