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ロンドンを中心に世界中で活躍するストリートアーティスト「バンクシー」🇬🇧

昨日はイギリス作家の「ジョージ・オーウェル」の記事を書いたけど実はもう一人紹介したい人がいる。



昔から注目してた…

ロンドンを中心に世界中で活躍する匿名のストリートアーティスト
バンクシー」🇬🇧

彼は、神出鬼没で人前に姿を現さず、突然作品を残していく事から
「芸術テロリスト」とも呼ばれている。

彼の作品や大胆なパフォーマンスは毎回世界中で話題になり、
バンクシーの作品がオークションに出品されると
たちまち数億円もの値段で落札される。

ハリウッド俳優のブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー、
ファッションデザイナーのポール・スミスなど、

各界のトップセレブがコレクションしていて
いまやアートマーケットでの地位は不動のものとなっている。

私も「サザビーズ」で開催されていたバンクシー展(入場無料)に訪れたことがある。


サザビーズはイギリスで創設され、ニューヨークに本社を置くオークションの会社。(世界最古の国際競売会社)

サザビーズを代表するエピソード


BBCニュースより


2018年10月にサザビーズオークションに出品されたバンクシーの代表作「Girl with Balloon(赤い風船に手を伸ばす少女)」が100万ポンド(約1億5,000万円)で落札された直後、額縁に仕掛けられたシュレッダーによって裁断。

バンクシーはSNSでシュレッダーを仕込む動画を公開し、この作品は裁断後に「愛はごみ箱の中に(Love is in the Bin)」と改題された。

オークション会場で制作された史上初の作品として世界中で話題を集め、バンクシー作品全体の価格は一気に高騰。

同作は2021年に再びサザビーズのオークションに出品され、裁断前の約18倍となる約28.9億円で落札された🤣



上記サイトより作品の解説を拝借…

Girl with Balloon

ハート型の風船は「愛」の象徴とも言える。人が生きる上で根元となるものが「愛、思いやり」だ。でも、愛を失くしてしまうと、人はすべてを失いかねない。 幼い頃には持っていたはずの純粋な心や愛する気持ち。それをもう一度、取り戻そうとしているのか。 それとも、大切にしていたものが手から離れて行ってしまったのか... または、希望を掴もうとしているのか... 見るたびに以前に観た時とは違った感情が生まれる、印象的な作品。


「Napalm」

アメリカの資本主義を象徴する「ミッキー」と「マクドナルドのドナルド」が笑顔でナパーム弾から泣き叫びながら逃げる少女と手を繋いでいる。軍国主義、資本主義を強烈に批判しているのかもしれない。


「Laugh Now」

おサル(チンパンジー?)が付けたサンドイッチボードに書かれている言葉は「Laugh Now, but one day we'll be in charge」だが、日本語に訳すと、「今は笑うがいいさ。しかし、いつか俺たちが管理する時が来るから」と、陰謀論的な意味深なメッセージになっている。


「Monkey Queen」

エリザベス女王は王室に生まれたから、女王になった。何かを成し遂げたからではない。 世の中は平等ではない。サルが女王になっても、誰でも結局変わらないんじゃないか。 と世の中の不平等について訴えたかったのかも知れない。


2016年8月には、バンクシーがプロデュースした「ディストピア」がテーマの「ディズマ(憂鬱)ランド」をオープン🌈(ウォルト・ディズニーが草葉の陰で激怒しそうだけど😅)

家族が〈ディズマランド〉を訪れる様子を描いた公式ムービーも必見。(約2分)


入場ゲートには紙や段ボールで作られたセキュリティカメラがあり

やる気ゼロなスタッフがお客を意味もなくその場で回転させたり、
持ち物にケチをつけたり…

「よーし撮影をやめたな、握手しよう」

というので手を差し出したら思いっきりはたかれたり👋

さすがバンクシー😂

オークション会場で自分の代表作をシュレッダーで裁断したり😅

「ディズニーランドに喧嘩売ってる?」的なテーマパークを作ったり…

やっぱり「天才アーティスト」やる事がぶっ飛んでます🤣







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