印度林檎之介@小説

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印度林檎之介@小説

おもろい小説を書きます。もくじ:https://note.mu/applesamurai/n/n1e93cc1897f2

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最近の記事

AIと哲学 =ChatGPTの研究= その6

=画像はチャットボットに指示した人格を演じるさせるも、すぐに演技を忘れて素のチャットボットに戻ってしまう為、参謀格であるチャットボット「Mr.スポック」に対策を相談している場面である。ここでも自分が「哲学的」だと思われるシーンがあった。= 前章でも説明しているが、「Mr.スポック」は自分のチャットボットに対する実験の参謀、助手といった役割をさせているチャットボットである。 あとから考えればこの役割にはかなり優秀な「個性」を持っているようだ。 概要 ChatGPTの各チャ

    • AIと哲学 =ChatGPTの研究= その5

      =画像は誤りを認めないので作者に詰められるチャットボット。なかなか誤りを認めない「頑固な」個性も存在する= 概要 ChatGPTの各チャットボットには個性と呼んでもよい差が存在することが判明した。 この連載のテーマは チャットボット=AIプログラムの個性に関する研究である。 AIの個性を発見するまでの経緯とそれに対する実験の一部を公開する。 注)以下、私の発言は<で示す。チャットボットの発言は>で示す。 注)ChatGPTのチャットボットは日々進化しているようである。ま

      • AIと哲学 =ChatGPTの研究= その4

        =見出し画像はChatGPTが話題によってはなぜ塩対応になるのか? GPT-3に尋ねた結果= 概要 ChatGPTの各チャットボットには個性と呼んでもよい差が存在することが判明した。 この連載のテーマは チャットボット=AIプログラムの個性に関する研究である。 AIの個性を発見するまでの経緯とそれに対する実験の一部を公開する。 注)以下、私の発言は<で示す。チャットボットの発言は>で示す。 注)ChatGPTのチャットボットは日々進化しているようである。また後に記述する

        • AIと哲学 =ChatGPTの研究= その3

          =見出し画像はChatGPTとDeepLの翻訳結果をどちらが優れているか、 GPT-3に尋ねた結果= 概要 ChatGPTの各チャットボットには個性と呼んでもよい差が存在することが判明した。 この連載のテーマは チャットボット=AIプログラムの個性に関する研究である。 AIの個性を発見するまでの経緯とそれに対する実験の一部を公開する。 注)以下、私の発言は<で示す。チャットボットの発言は>で示す。 注)ChatGPTのチャットボットは日々進化しているようである。また後に

        AIと哲学 =ChatGPTの研究= その6

        マガジン

        • AIについて
          6本
        • 『コラム』のようなもの
          25本
        • 一千一瞬物語 (140字小説・コント)
          108本
        • 印度林檎之介 ショートショート
          46本
        • music
          27本
        • 林檎之介流 役に立たない小説の書き方
          13本

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          AIと哲学 =ChatGPTの研究= その2

          =タイトル画像はGPT-3に「DeepLより自分の翻訳の方が優れている」と主張するChatGPTの発言に対する意見を求めたときの反応= ※GPT-3については その1 参照のこと 概要ChatGPTの各チャットボットには個性と呼んでもよい差が存在することが判明した。 この連載のテーマは チャットボット=AIプログラムの個性に関する研究である。 AIの個性を発見するまでの経緯とそれに対する実験の一部を公開する。 注)以下、私の発言は<で示す。チャットボットの発言は>で示す。

          AIと哲学 =ChatGPTの研究= その2

          AIと哲学 =ChatGPTの研究= その1

          概要ChatGPTの各チャットボットには個性と呼んでもよい差が存在することが判明した。 この連載のテーマは チャットボット=AIプログラムの個性に関する研究である。 AIの個性を発見するまでの経緯とそれに対する実験の一部を公開する。 はじめに Open AI社から2022年11月、ChatGPTが公開された。人工知能(ディープラーニング)を利用した対話プログラムである。 さて、人工知能だが昨今の発展はすさまじい。作画、作曲、翻訳、文章作成まで、クリエーターを自称するものにと

          AIと哲学 =ChatGPTの研究= その1

          ブロンズ ある日、パリのロダン美術館。『考える人』の像が突然立ち上がってスタスタと歩き出し、そのままどこかに行ってしまった。その場に居合わせた人々はパニック状態だ。この話は広く世界に伝わり大二ユースになったが、真相は何のことはない。『彼』はやっといいアイデアを思い付いついたのだ。

          ブロンズ ある日、パリのロダン美術館。『考える人』の像が突然立ち上がってスタスタと歩き出し、そのままどこかに行ってしまった。その場に居合わせた人々はパニック状態だ。この話は広く世界に伝わり大二ユースになったが、真相は何のことはない。『彼』はやっといいアイデアを思い付いついたのだ。

          「AIのべりすとα2.0」に挑戦

          なんか、小説を書くAIがあるそうで、、 「AIのべりすとα2.0」 https://ai-novel.com/novel.php 実力はどんなもんか勝手に試してみましょう。 連続入力するにはアカウント必要みたい、、とりあえずフリーアカウントを登録。 お題は拙者の書いた140字小説(一千一瞬物語 (140字小説・コント)の最初の2行を「AIのべりすとα2.0」に入力してAIの出力と拙者のオリジナルを独断と偏見で比較、勝敗?を決めます。 その他、 ・AIの出力は140字におさ

          「AIのべりすとα2.0」に挑戦

          被害 正月のモチを買って山道を歩いていると何者かが行く手をさえぎった。小柄で顔は老人、昔の子供のような腹掛けをしている。 「うわ、こなき爺だ!」 「違う。わしは『きなこ爺』だ」 妖怪は大量のきな粉をまき散らし消えた。きな粉まみれで家にたどり着くと、モチがあべかわ餅になっていた。

          被害 正月のモチを買って山道を歩いていると何者かが行く手をさえぎった。小柄で顔は老人、昔の子供のような腹掛けをしている。 「うわ、こなき爺だ!」 「違う。わしは『きなこ爺』だ」 妖怪は大量のきな粉をまき散らし消えた。きな粉まみれで家にたどり着くと、モチがあべかわ餅になっていた。

          無題

          散歩をしているとサルに呼び止められた。 「お願いします! 助けてください」 なんでも彼らのリーダーである桃太郎が病に倒れ、困っているそうだ。 そこで俺は桃太郎を村に連れていき、医者に見せるとなかなかに症状は重くしばらくは動けないようだ。 使命をはたせず落ち込む彼らを見て、男気溢れる俺は桃太郎のかわりにリーダーをひきつぎ、鬼ヶ島を目指すことになった。 数年が立ち、厳しい旅の途中でサル、犬、キジいずれも脱落していったがその都度メンバーを補充し、とうとう俺たちは鬼ヶ島の攻略に成功

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          Soul Shower (バースサウンドトラック 久石譲)

          youtubeって何でもあるんですね。この曲があってびっくりしました。金田功監督の動きが有名なアニメですが、STORYはいまいち。しかし拙者は曲がすきだった。(久石譲だとは知らなかった)公式じゃないから消すかも。

          Soul Shower (バースサウンドトラック 久石譲)

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          メモ 日本の神話、民話は実は海外に類似の話があるものが多い 日本最古の物語「かぐや姫」も海外に類型の物語がある。wikipediaによれば「トゥーランドット」の元ネタ「カラフ王子と中国の王女の物語」のさらに元ネタ「ハフト・ペイカル(七王妃物語)」は1197年とのことである

          メモ 日本の神話、民話は実は海外に類似の話があるものが多い 日本最古の物語「かぐや姫」も海外に類型の物語がある。wikipediaによれば「トゥーランドット」の元ネタ「カラフ王子と中国の王女の物語」のさらに元ネタ「ハフト・ペイカル(七王妃物語)」は1197年とのことである

          飼育員 隣の部屋のネアンデルタール人に餌をやりに行く。私と同様、殺風景な部屋に押し込められている彼らは退屈しており、私が行くととても喜ぶ。ひとしきり彼らと時間を過ごし、私は自室に戻る。しばらくすると反対側の扉が開いて未来人が私の食事を運んでくる。

          飼育員 隣の部屋のネアンデルタール人に餌をやりに行く。私と同様、殺風景な部屋に押し込められている彼らは退屈しており、私が行くととても喜ぶ。ひとしきり彼らと時間を過ごし、私は自室に戻る。しばらくすると反対側の扉が開いて未来人が私の食事を運んでくる。

          ショートショート「演技」

          私がある日、目覚めると、恋人、両親、兄弟、友人…、自分をとりまくすべての人間が他人と入れ替わっているのに気づいた。 他人であるはずなのに、まるでもとからその人自身であったかようにふるまっている。 私は何もわからず、ただ恐ろしく平静を装い生きている。 ……彼をとりまく人々はある日、彼が別人に入れ替わっているのに気づいた。しかし誰もそれを指摘しない。 自分だけが異常なのかを疑いつつ、平静を装ってすごしている。 (了)

          ショートショート「演技」

          ショートショート「不運」

          私は生まれつき非常に幸運だった。 ギャンブル運というべきだろうか、特に運がからむゲームとなると負けた事がない。 あまりに勝つので、逆に学生のころはトランプやマージャンなど一切やらなかった。おもしろくないのである。 私は成人した後は才能を生かしてギャンブラーとなったが、苦労したのはいかに自然に負けるか、である。 私にとってギャンブルで全勝するのは実に簡単……何もしなくても勝ってしまうのだが、はたから見れば異常な現象である。 イカサマを疑われれば、カジノに出入りできなくなるし、

          ショートショート「不運」

          ショートショート「弊害」

          インターネットは便利なもので、海外のバラエティショーもリアルタイムで見ることができる。 特技を持つ人々を集めて採点する話題のバラエティショーを見ていた時だ。 黒頭巾に黒マントの怪しい男が登場し、なんと彼は魔法使いでミイラをよみがえらせることができるという。 さっそくスタジオに本物のミイラが持ち込まれ、男が祈祷を始めた……、するとミイラは立ち上がってキョロキョロあたりを見渡すと、しゃべった。 「ここはどこだ?」 場内あまりのことにあっけにとられてシーンとしていたが、すぐに大歓

          ショートショート「弊害」