セカンドバージン(2010年)

画像1 セカンドバージンはNHK制作の危険な不倫愛を描いた大人向け恋愛ドラマ。長谷川博己と鈴木京香はこの作品がきっかけで交際するようになったようです。
画像2 出版業界大手の新海社の辣腕プロデューサーであり、同社専務である中村るい(鈴木京香)は、とあるワイン会で金融庁若手キャリアの鈴木行(こう=長谷川博己)と出会う。次第に惹かれあう2人だが行には若い妻がいる。この時のハセヒロがやたらセクシーでドキドキする。鈴木京香とビジュアル的にもとてもお似合いで、肩を並べて2人で歩く姿が似合いすぎ。
画像3 るいには20年以上前に別れた夫との間に亮(綾野剛)という息子がいる。仕事優先で家庭を顧みなかった母親を亮は軽蔑し、度々るいの前に姿を現しては金を無心していた。自分や父親を愛せなかったるいが、17歳も歳下の行と恋愛関係にあることが受け入れられない亮は、「男と別れないなら一生許さない」と母親に息巻く。
画像4 るいの自宅の目の前に、行とその妻の万理江(深田恭子)が偶然越してくる。初めは自分たちが行を共有する関係とも知らずにご近所付き合いが始まるが…このあとの展開はドロ沼に。演技がいつまでたっても上達しない深キョンだが、この作品の1人では何もできないような「ぶりぶりワガママお嬢様」役に関しては、めちゃくちゃハマってた。お向かいのバリキャリ熟女に旦那を寝取られる若妻には同情するけど、演技が上手くてずっとこの若妻にムカついていました笑。行を繋ぎ止めるために必死で、子作りに一生懸命だったり健気でさすがに可哀想でした。
画像5 るいはある日、亮に恋人の愛子(YOU)を紹介される。自分と歳が近い愛子を初めは好意的に見てはいなかったが、のちに恋愛相談や互いを行き来するほどの仲になり、愛子はるいの恋を後押しする心強い存在となる。また、母親のるいに常に反抗的な亮を諭し、2人の間を取り持つ重要な役割も担っている。若い頃はバンドのボーカルをしていた愛子はスナックを経営しており、手料理が上手。YOUはこういう自由奔放なイイ女がハマり役だと思う。
画像6 マザコン、無職でヒモ状態の亮。まだとんがってる頃の剛くんはバンドマン、アーティスト、カメラマンなど今まさにこの瞬間を生きる若者の役が多かった。黒を基調としたスタイリッシュで独特なデザインの服はプライベートでもよく着ていますね。
画像7 るいに憎まれ口ばかり叩く亮も、ホントは愛に飢えている。友達みたいな感覚で母親に接したり、ワザと傷つけるような言葉で挑発したり、甘ったれな1人息子の演技がなかなか秀逸でした。
画像8 そんな亮にも変化が。るいの家に宅配の荷物が届き、扉を開けると…配達員のユニフォームを着た亮が立っていた!ウェービーロン毛をバッサリ切って、「ありがとうございました!」と颯爽と立ち去る息子をるいは呼び止める。亮はワンダー急便の正社員になっていた。タトゥーもレーザーで消していると言う。行を失ったるいに「新しい男見つけろよ、その方が俺も安心だからさ」と言ってやる優しい亮。るいの嬉しそうな、そして巣立っていく寂しさを表した顔が良かった。グッときますね。昔のロン毛も似合うけど、短髪の剛くんイイ!再放送しないかなー♪

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